バハ・カリフォルニア側にある [ダンザンテ島] 北端に近いコウヴ(入江)。
コルテズ海クルーズでは人気のあるアンカレッジ(錨泊地)だ。
ドラフト(喫水から船底まで)が1m弱のフリッカは浅瀬ぎりぎりのところに錨泊。
この辺りの陸地はすべて殺伐とした砂漠だ。
宇宙船で見知らぬ惑星に来て停泊しているような感じ。後でやって来た大型艇は深い所に投錨。
(写真はPSC製434艇中304番 Misty です。)
⇒ フリッカ・データベース
バハ・カリフォルニア側にある [ダンザンテ島] 北端に近いコウヴ(入江)。
コルテズ海クルーズでは人気のあるアンカレッジ(錨泊地)だ。
ドラフト(喫水から船底まで)が1m弱のフリッカは浅瀬ぎりぎりのところに錨泊。
この辺りの陸地はすべて殺伐とした砂漠だ。
宇宙船で見知らぬ惑星に来て停泊しているような感じ。
コックピット・シート間にはティーク・ボックスがある。
ボックス上のクッションを外したところ。
Vバース・クッションのコアは体の形に合わせて凹み、体を優しくサポートしてくれる [メモリー・フォーム] 。
今日の写真は最近のもの。
木の土台の上に足を降ろして安定させている。
同じく2009年、20ポンドのCQRアンカー+アンカー・ロードを新調。ラニング・リギング、ダブル・ライフライン、ドックライン、フェンダー、エレクトロニクス(デプス・サウンダー、ノット・メーター、VHF、ST2000 ティラー・パイロット、ステレオ)、コンパスも全て新品に換装。
今日の写真は2枚とも購入時のもののようだ。この後メイン・ハッチが [改修] された。
この距離・アングルから見ると人が立てる大きさのキャビンがあるとは信じ難いかも知れない。
この写真に見えるティークの造作は全てビルの手になるもの。
これだけ本を積んだフリッカは他にはないだろう。Vバースの棚の前半分は2段式でスペースを有効活用。
オープン・レイアウト型なので配電盤やレイダー、GPSプロッター、VHFなどのエレクトロニクスは全てSTB側クォーターにまとめてある。
航海中は毎日衛星電話で家族と交信。入港時には10人程の出迎えがあった。
港内に入ってセイルを降ろす。
ちなみに海外から自分の船艇や航空機でオーストラリアに入港する時は必ず入港4~10日前の期間に入港予定を当局にFax、eメール、電話のいずれかの方法で知らせることが義務付けられている。
入港後はまず入国管理を行う当局のガヴァメント・ブーイーに係留して係官の到着を待つ。
フル・ドジャー、リー・クロース、ブーム・ギャローズ、そして件のウィンドヴェインなどソールティーな艤装。
今日はその航海時の写真。
ウィンドヴェイン(自動操舵装置)はナヴィック(Navik)製。
追波。
バウスプリット兼プラットフォーム。
赤いベルトは落水防止用に身に着けたセイフティー・ハーネスを掛けるジャック・ライン。
太平洋に沈む夕陽。
シドニーの南80kmにある [ポート・ケンブラ] まで19日間の航海だった。
今日の写真はNZ沿岸各地での錨泊風景。
バウスプリット下に弓なりに垂れ下がっているのはチェイン。
この艇のバウスプリットはユニーク。
ポピュラーな錨泊地ではフリッカのサイズが良く分かる。
ダブル・リーフしたフル・バトゥンのメインスルで帆走中。
スーパーストラクチャー(ハウス)最後部、両舷に装着してあるパシフィック・シークラフトの社名プレイト。
90年代フリッカのポートライトはこの長方形のブロンズ製(開閉できるオープニング・ポート)がスタンダード。
ギャリーとVバース間のポストに付けたパラフィン・オイル・ランプ。
そのアウトボード側には12Vの室内灯(読書灯)。
個室ヘッドのバルクヘッド。
ヘッド後方の収納スペース(セイル・ロッカーや濡れたファウル・ウェザー・ギアを置くウェット・ロッカーなどに使用)。
アウトボード側にあるコンパートメントのドアを開いたところ。
蓋を開いたヘッド。| San Francisco | |||
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