2012年11月30日金曜日

セレニティー 通気プラン 1

セッティーのアウトボード側にある収納の換気を良くしたい。

この写真は同収納スペース内部、アフト方向を見たところ。

突き当たりの壁(バルクヘッド)の向こうは個室ヘッド。

左上端に黒く見えるコーナーはわざと隙間を埋めないで置いてある通気口。その実効性はおおいに疑問。





右上辺も開いているように見えるが実際は個室ヘッド内のキャビネットで塞がれている。

個室ヘッド内。

キャビネットの下辺りに大型の通風孔を開けたい。数年前にソーラーヴェント装着用に購入した直径3.75インチ()の [ホール・ソウ] を使う予定。

場合によってはもう少し小径のものを新規購入するかも知れない。






いずれにしてもこの個室ヘッド側から掘削する。

ターゲットの中心はロープとキャビネットのちょうど中間位の位置。












 後日註: 当初4.75インチと書いていたが3.75インチの誤り。悪しからず。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのスペック

2012年11月29日木曜日

セレニティー 開口部

クッションに付く臭いにも関係していそうな開口部二つ。

一つはアンカー・ロッカーへのアクセス口。

後期フリッカでは蓋が付いているようだが、1984年製のセレニティーには付いていない。






上の写真では開口部の底辺が電子レンジに隠れて見えないが、[こういう] 感じ。

この開口部を塞ぐとチェイン・ロッカー内の潮に濡れたアンカー・ロード(特にロープ部分)の臭い、燃料タンク・スペースから流れてくる軽油臭などがこのVバース上の収納スペース、ひいてはキャビン内に入って来るのを幾分防げるのでは、と思う。

参考にしているのは或るピアソン・エアリアルのオーナーが作ったチェイン・ロッカーの [ 蓋 ] 。無論、アンカー・マークの通風口は無しにしたい。

もう一つの開口部はこれ。

セッティー背もたれの後ろに隠されている収納へのアクセス口。




背もたれを倒すといつもここからエポキシ系のきつい臭いが流れ出して来ていた。それはこの収納スペースの換気があまりにも悪いからだと思われるが、ともかくここにも収納スペースのエアーが直接背もたれに触れ続けないよう、上記のリンク先の様な木の蓋を装着する。(尚、ここの通気改善計画については明日)。

***

さて、開口部の蓋のキャッチだが、ダブル・ボール式を考えている。

この写真はVバース上の収納の観音開きのドアを下から見たところ。

画面上が収納内、下がVバース側。


ダブル・ボール式キャッチは頑丈で信頼性が高く、フリッカではギャリー下のドア、同引き出し下のスウィング・ドア、個室ヘッド内に在るキャビネットのドア等にも例外なく使われている。

これは同型の一回り大きいサイズ。

折り畳み式テーブル用キャッチとして購入した(近々装着予定)。



ホールドの強さは両端にあるネジで調節可能。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ニューズレターのページ (2~3年新しい号が出ていなかったが、この11月編集者が以前の人物に戻り、復活した。復活版第1号の写真特集号が既にアップロードされている。)

2012年11月28日水曜日

セレニティー クッションを全て艇から降ろす

11月半ばの土曜日、長いVバース・クッションを外して家のガレージに持ち帰った。

その次の土曜日には残りのクッションも全て艇から降ろした。








クォーター・バースの長いクッションも外した。

しかしクォーター・バース・クッションだけはマリーナの大型ゴミ箱に破棄してきた。






クォーター・バースは新しいクッションは作らず、ヨガ・マットの様な薄いマットを形に切って敷く予定。つまり、物置き専用スペースにする。厚さ4インチのクッションを外すと収納スペースが大きくなり、清水タンクへのアクセス、清水タンクの奥の蓋の付いた収納へのアクセスも簡単になる。体を入れる時頭をぶつけないのも良い。(ただ、ハルの形状からバース基部は4インチ上のスペースよりも幅がかなり狭いので当初物を置くのに戸惑うかも知れない。)

Vバースのクッションはフォア・ピーク台形部分を独立させる。








タンクの燃料計も読み易くなり、手前の収納へのアクセス時も長いクッション全体を持ち上げることは不要となる。

***

尚、軽油の様な異臭だが、クォーター・バース・クッションには殆どその臭いはなかった。燃料タンクや燃料ラインに近接していないからだと思われる。やはりクッションに付く臭いの主因は軽油にあるようだ。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。

2012年11月27日火曜日

セレニティー 取り出したVバース・クッション

外したクッションは他でもない、とりあえずガレージに置いてある。

昨日の写真の左下隅に覗いていたVバース・クッションのフォーム。

これを参考にクッションを新作する。(ただし、形のつぶれた古いクッションから新作用パターンを取るのは危険。実際の艇のスペースを採寸して裏を取る必要がある。)







素材は厚さ4インチのフォームとその上に付けた厚さが元々1インチのダクロンのフィラー。後者はカバーを被せるとこの様に厚み1/2~1/4インチに圧縮されてしまうが、これをクッションに張らないとフォームにカバーを被せ難かったり、カバーにたるみが出てサマにならないクッションになってしまうそうだ。

ガレージ内は新しく作った棚の木材の香りに救われているが、それでもこの古いクッションとそのカバーの近くに行くと例の軽油臭が立込めている。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
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2012年11月26日月曜日

セレニティー ガレージの整理

艇内を整理すると陸置きしなければならないものが山程出てくる。家のガレージ二つにあちこち置いていたがどうも整理がつかなくなってきたので感謝祭の連休を利用して11月23日金曜、第二ガレージに棚(奥行2フィート、幅8フィート、高さ6フィート)を作った。

トップには左からシート・クッション2種、140%ジェノア、ニューのセイルに換装する前の古いジブとメイン。




中段には左からパラレル・スケール、ディヴァイダー等ペーパー・チャート用旧Navツール一式等の入ったみかん箱、新品のラインの入ったみかん箱、その上に横にしたディンギー用電動船外機、箱と壁の間にファクトリー・オリジナルの差し板3枚、真ん中はギャリー前スペースに横になれるクッションを置くためのベース造作用材料の合板、その右は半端物の各種マリーン・ハードウェアを入れたみかん箱、および袋に入れたインフレイタブル・ディンギー。

下段はコンクリートの床に直置きだが、左奥に6年前に買って未だ装着していないソーラー・パネル2枚、その手前に多数のクランプを含む工具類を入れたみかん箱、燃料補給用タンク、メンテ用のペイントやエポキシー等の入った箱類、ギャリーから取り外した非圧式アルコール・コンロ及びその燃料、6年半前換装時に外した古いスタンディング・リギング(ブロンズ製ターンバックルを外してそれのみを保存しようと思いつつまだ全体を保存中)、陸電フィッシ・ロースター、ドック・フェンダー5本。

棚の左のスペースには使わなくなったボート・フック、同CQRアンカーに加え、現役のフォートレス・アンカー(FX-16)を置いてある。

この他まだ主ガレージの奥の収納庫(実はワイン・セラー)に新品に近いゲスト用PFD(ライフ・ヴェスト)2着や新品クッション二つなども置いているのでここに運び込む予定。

とにかく、ボート関係のものは次から次へと増えていく。新旧を問わず使用に耐えるものはボート関係の蚤の市に出したいと思っているが日時が合わないのでなかなかチャンスがない。 craigslist に出すことも検討中。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2012年11月25日日曜日

セレニティー インテリア・クッションズ

セレニティーのクッションが28年前のファクトリー製か否かは不明。しかし古くなっているのは事実。

Vバースに横になると軽油のような嫌な臭いが衣服に付いてしまう。







セッティーに座ってもシート+背もたれから同じ臭いが付く。








この写真のシートに見える2~3箇所の窪みはコンパニオンウェイの梯子を置いた直後に撮影したからだが、Vバースもセッティーも良く見るとコーナー部分の縫い目が解れたり、疲れて張りがなくなったりしているところが目に付く。

という訳で居心地を良くするため今オフ・シーズン中にクッション一式(フォーム+カバー)を新調することにした。

ギャリー前のスペースにも着脱式の板をセットしてクッションを置けるようにし、艇中泊時横になれるスペースを拡げたい。







カバー生地だが、現在の皮革風ビニールは水に濡れても平気で、汚れも拭き取りやすい利点がある。しかし新調したいと思う最大の理由は臭い。その臭いがこのビニールにも関係があるのではないか、と他の物を試してみることにした。

生地屋から送ってもらったスウェード風生地のサンプル。









一等上のバーガンディー・ワインの色を選んで註文、現在配達待ち。年末年始の休みを利用して夫婦で作りたい。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・データベース

2012年11月24日土曜日

レベッカ 帆走

カター・リグ、ヘッスル2枚+メインで帆走中。

イナー・ジブはクラブ(ブーム)にクルー部分のみを装着、ルース・フットになっている。





下からセイル・ヘッドを望むと...

イナー・ジブはフルに展開されていないことが分かる。









ということは、クラブを付けずシート2本でコントロールするフル展開もあるということか。無論、クラブはステイスルにも使えるはずだ。

(写真はフリッカの兄弟艇アリグラ中の1艇 Rebecca です。)
フリッカ・ブローシュア(14頁版)

2012年11月23日金曜日

レベッカ オン・ザ・ハード 2

アリグラのビーム(最大船幅)はフリッカと殆ど同じ、約8フィート。

目を引くのはキールまでずっと前面が平面になっているステム。(フリッカではトップ部分のみ平面で残りは円っぽい形に仕上げてある。)

ボブステイ用のチェインプレイトはそのステムの平面にスルー・ボルト・ナットで装着した外付け式。





ステムに埋め込まれたフリッカのものと違い、必要が生じた場合交換も簡単だ。

スターン、トランサムの一等下部の孔二つはコックピット・ドレイン(排水口)。初期フリッカと同じ造作。







左舷側には内側からエンジン排水・排気口、ビルジ排水口と並んでいる。(一等アウトボード側の孔は用途不詳。)

エンジンは2気筒のヤンマーのようだ。2GMか。

画面左端はエンジン冷却水用ストレイナー(濾過器)。












取水口はフリッカよりもかなり上に見えるがフリッカより喫水が深いのでこれで良いのだろう。

(写真はフリッカの兄弟艇アリグラ中の1艇 Rebecca です。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2012年11月22日木曜日

レベッカ オン・ザ・ハード 1

一見して分かるのはフル・キールのフリッカに対し、兄弟艇アリグラは3/4のカッタウェイ・キール風だという事。つまりキール先端部が少し削除されている形。

これでコース維持性能などフル・キールの良さをキープしつつ、タックもしやすくなる。




尚、フル・キールやカッタウェイ・キールのような前後に長いキールの艇はドラフト(喫水)が浅くキールもハルに統合されているので、喫水の深いフィン・キール艇などが入れない浅い海域でも航行可能で、仮に座礁したとしてもキールの付け根が損傷して浸水などという事は無い。クルージングに向いている理由のひとつだ。

外付けラダーもクルージングに向いている。









万が一この部分が座礁してもラダーが上にポンと上がって外れるだけで損傷はない。アクセスが良く、必要な場合外せるのでメンテも簡単。

キールとラダーのバランスも良い。(ちなみにラダーの喫水下の面積は艇の用途やハルの形状等、艇の特性に対応して [計算] する。)

(写真はフリッカの兄弟艇アリグラ中の1艇 Rebecca です。)
フリッカのリグ

2012年11月21日水曜日

セレニティー アルミ製テーブル・サポート装着

装着はテーブル側から始めた。

ロード・ポイント(負荷を受ける軸の部分)が木の脚を立てた場合のおよそ中心に来るように装着した。




壁側の装着位置は上の横木と金具の天辺の間が3インチ弱。

ここまで上げないと畳む時サポートが折り曲がり切れない。








尚、 [メーカーのカタログ] (435ページ)では装着はこの写真と上下が逆、装着金具の向きも外向きではなく内向きになっている。セレニティーでシリンダーの向き、装着金具の向きをこのようにしたのは (1) テーブルを降ろす時の使い勝手、(2) テーブルは厚いのでネジ2本でしっかり固定できるが、ギャリー側の壁は大変薄く、ネジ4点支持の方が安心、(3) テーブルを広げてセットしてある時の負荷のベクトル(方向)から言って金具は外向きの方が強く対応できるはず、との理由から。

テーブルを畳む時はサポート基部側に指をかけておいてテーブル右端を少し持ち上げる。






つっかえが外れた状態でテーブルを降ろすとサポートが収縮開始。








テーブルを降ろし続ける。











同上。













サポートが完全に収縮した状態で基部が折れ曲がり続ける。








そのままテーブルは降り続ける。

このまま壁と平行になるまで降りる。

尚、テーブル側の装着がもっと内側だったり、壁側の装着がもっと下だったりするとある角度で止まってしまい垂直にならない。







テーブルをセットする際はテーブル右端を持ち上げるだけ。テーブルが水平になるとカチッと音がしてつっかえがセットされる。

上から2枚目の写真で分かるようにこの種のサポートとして最適の45度からは程遠い。この状態でカタログ値の55kgを支えるのは無理ではなかろうか。テーブル以外の荷重(テーブルの上に置く物の重量)はせいぜい最大10kg、安全圏はその半分程と心得た方が良さそうな気がする。今まで何ともなかった思わず手を突いて立ち上がるなどの行為も避けようと思う。しかし食事をしたり、ノートブックを使ったり等の軽作業には充分使える。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのスペック

2012年11月20日火曜日

セレニティー アルミ製テーブル・サポート装着準備

これまで活躍してくれた木製の脚用受け板をテーブル下面から外す。

ファクトリー製の脚を差し込んでテーブルをセットしてあるところ。

反対側のキャビン・ソール(床)にはブロンズ製金具で囲われた小さな穴が開いていて、脚下端部の小さな突起を差し込む。

太い脚が垂直に立っているので仮に100kg の荷物をX個テーブルに載せたとしてもビクともしない程強い。



尚、受け板に付いている黒い物はテーブルを降ろした時壁に留めるための [ベルクロ] 。 これも外して代わりに後日キャビネット用キャッチを付ける。

受け板自体が厚いので1インチ木ネジで留めてあった。









受け板を外した跡。

















この脚と受け板はまた将来使うことが無いとも限らない。

このまま家のガレージに眠ってもらう。



(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ニューズレターのページ (2~3年新しい号が出ていなかったが、今月編集者が以前の人物に戻り、復活することになった。復活版第1号はこのリンク先にも高画質のファイルがアップロードされる予定だが、現在画質を落としたものがアメリカ・ヤフー・グループの 『ファイル』 に入れられている。)

2012年11月19日月曜日

レベッカ 個室ヘッドと暖房機

今までの室内写真で分かるようにこの艇には左舷側個室ヘッド(トイレ)入り口ドアのアフト側にForce10ストーブ(ヒーター)が付いている。

オレゴンのフリッカに装着のものと [全く同じ]
















一番フォアにあるポートライトの位置も個室ヘッドの位置と絶妙にマッチ。(右舷側の棚とそこにあるポートも然り。)

無論、この1個をマッチさせるだけでなく、艇のポートライト全ての位置や大きさのバランスをハウス全体に対して考えなければならない。このように苦労したあとさえ感じさせずに外観と内観をうまくマッチさせるのはデザイン上、結構技術的センスを要する。




特に広いヘッドではないが、充分なスペースを確保している。







(写真はフリッカの兄弟艇アリグラ中の1艇 Rebecca です。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。

2012年11月18日日曜日

レベッカ Vバース


奥のVバース手前左舷側に個室ヘッド、右舷側に引き出し付きキャビネット。






つまりマストからの荷重を支える [マスト下のアーチ] を両舷ともバルクヘッドでサポートするうまい造作。

右舷アフト側バルクヘッドに貼られた造船所の銘板。








造船所はノー’スター (Nor'Star) 製フリッカのデッキ及びインテリアの造作を担当していたロサンジェルス近郊のウェスタリー (Westerly) だ。艇種は無論アリグラ。製造年1984年。艇名とオーナー名の各欄は空白。この艇はオーダーが入ってから造船されたものではなく、とにかく1艇造ろうということで日の目を見たデモ艇だった可能性もある。

Vバースのフィラー・クッションは外してあるが、フィラーの部分がフリッカより一段高い。

アリグラのヘッド・ルーム(キャビンの高さ・深さ)は6フィート6~7インチはありそうだ。









Vバース両舷はティーク張りだが、棚の無いシンプルな造り。








正面はチェイン・ロッカー。










(写真はフリッカの兄弟艇アリグラ中の1艇 Rebecca です。)
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2012年11月17日土曜日

レベッカ ポート・サイド

この艇のポートサイド・セッティーはちょうど個室ヘッドの付いたフリッカのセッティーの2倍程の長さ。そのままバースになる。

コックピット・シート下(ブリッジ・デッキ下)のスペースにはここからアクセスできるようだ。




そのアクセス口の横にあるシンプルな配電盤にはバッテリー切り替えスイッチも見える。画面右はVHF。



背もたれにはやはり蝶番が付いている。こちらも引き上げてもうひとつバースを作れるのかも知れない。

その上のポートライト。

キャビン・ルーフと側壁の継ぎ目から水がリークして走った跡が二筋。




フォア側のポートライト。

こちらはポートの下に幾筋ものリーク跡が見える。




オイル・ランプの付いた壁の向こうは個室ヘッドだ。

(写真はフリッカの兄弟艇アリグラ中の1艇 Rebecca です。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2012年11月16日金曜日

レベッカ スターボード・サイド

ギャリーに続くセッティー部分。

ポートライトはフリッカのものとは形が多少違うがやはり変楕円形。

全てフリッカの一等アフト側にある大型ポートに匹敵するサイズ。







両ポートとも周りに激しいリーク(水漏れ)跡が見える。リベッド(一度取り外して装着し直し)すべきだろう。

セッティーをバース(ベッド)にする時はフォア側の壁板を取り外して延長し、足先を収納できる。




背もたれには蝶番が付いており、上に引き上げて子供用バースになる。






バルクヘッド面の昔のカセット・デッキ+ラジオはともかく、ハル裏側のチェインプレイト装着用スルーボルト・ナットの列に注目。

これならチェインプレイトのメンテもやり易いだろう。








(写真はフリッカの兄弟艇アリグラ中の1艇 Rebecca です。)
フリッカ・データベース