2009年7月31日金曜日

南下続く (Video)

快調に帆走。ビデオではキャメラのマイクを風が撫でるのでとてもうるさく聞えるが、実際は静かなもの。エンジンをかけず、風で静かに走るのがセイルボートの醍醐味だ。耳に入るのは波の音だけ。



(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番目 Serenity です。)
www.yachtworld.com SEARCH ボタンの上の欄に Flicka と入力、検索するとリストアップされます。

2009年7月30日木曜日

帰路 (Videos)

帰りは連れ潮、13.8~15ノットの風で艇速は対地5.4~5.7ノット。(ADSL以上のネット接続の人は二つ同時に見るとおもしろい。)





25年目の伸びたセイルでもこれだけ走ってくれるのはありがたい。

(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番目 Serenity です。)
USヤフー!フリッカ・グループ

2009年7月29日水曜日

16ノットの西風 (Video)

メインをシングル・リーフして快走を続ける。



SF湾の夏らしさが戻ってきた。ここはサウス・ベイだが、セントラル・ベイでは西南の風25ノット。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
日本のヤフー!フリッカ・グループ

2009年7月28日火曜日

画質を落として撮影 (Video)

15~16ノットのほぼ西風。メインもジブもフルで走る。艇速はフラッド・タイド(満ち潮)で逆潮のため、対地2.7~3.1ノットしかないが、対水は5.5ノット以上出ていると思う。



このビデオ、実はコンパクト・モードをテストしてみた。通常のノーマル・モードで撮影すると、平均1分あたり36~37Mbのメモリーとなり、アップロードするのに16~17分、55Mbくらいになると30~40分以上かかる場合がある。

このコンパクト・モードにすると、撮影された画面の大きさも小さいが、ファイル・サイズ、アップロード所要時間とも、それぞれ五分の一くらいで済むことが分かった。

しかしアップロードの際、もともと小さい画面を通常の大きさにブローアップするため、見ての通り画質が落ちる。申し訳ないが、今週のビデオはずっとこの画質でガマンして欲しい。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページ

2009年7月27日月曜日

スヌーカムスのコンパス

フリッカ 『スヌーカムス』 のバルクヘッド・コンパス。

キャビン内からも読めるようになっている。コックピットに出なくても針路を確認できるというのも航海の安全対策のひとつだろう。(ハンドヘルドのセカンド・コンパスがあれば、ここまですることはないと思うが。)










同じコンパスをコックピットから見たところ (下)。
















コウビーのサイトには今回の太平洋横断のために準備した [安全対策が細かに記されている]

リストアップされた件、一つ一つについて、いずれ写真も紹介されるかも知れないので、詳しくはその時に書こう。

(写真はいずれもPSC製434艇中148番目 Snookums です。)
フリッカ・ホームページのフリッカ登録データベース

2009年7月26日日曜日

スヌーカムスのコンパニオンウェイ

アメリカ西海岸オレゴン州からハワイまでシングルハンドしたコウビーのフリッカ 『スヌーカムス』のキャビン内、コンパニオンウェイ・ラダー(ハシゴ)。

以前に何度も書いたが、1983年終わり~1984年始め頃、パシフィック・シークラフト社製フリッカのデッキ・モールドは新しいデザインのものに変わった。その改良のひとつがコックピットからキャビンに降りるコンパニオンウェイの底辺を、コックピット・シートの上辺の高さまで引き上げたこと。







高くした部分は外から見ると両舷のコックピット・シート間をつなぐ 「ブリッジ・デッキ」 と呼ばれる部分。フリッカの場合、デッキと呼ぶにはあまりにも細い。しかし、要点は、コックピットに入った波、海水が、コックピット内に入り込むのを防ぐ、言わばダムの働きにある。

***

スヌーカムスは1980年製で旧型デッキのため、このブリッジ・デッキがない。そこでコウビーは全4枚の差し板の中、下2枚分をカバーする新しい差し板を自分でこしらえ、閂型の金具で両脇にしっかり止めて、外れないようにした。この新しい差し板は航海中、ずっと差したままで、抜く予定もなく、実際抜いたことは無かったという。外洋を航海するための安全対策のひとつだ。

この写真、ハシゴの後ろを良く見ると、旧型のコンパニオンウェイの底部が見える。抜かない差し板だから、それに特製のハシゴ(階段)を作りつけてある。

ハシゴを作りつけなくても、[差し板の流出防止対策] は大切だ。旧型新型にかかわらず、上から下までどの差し板も例外なく、このように流出防止対策を施しておくことは外洋に出る者の心得のひとつだ。

(写真はPSC製434艇中148番目 snookums です。)
スヌーカムスのブログ

2009年7月25日土曜日

13~15ノットの風 (Video)

帰路、同海域。13~15ノットの西風が吹いていた。逆潮のため艇速は対地3.6~3.7ノット。



マリーナまで1.2マイルのところに来ると、まるで線を引いたように、風がコロッと変わって、南からの微風になった。セイリングはいつの日も興しろい。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページのフリッカ登録データベース

2009年7月24日金曜日

スクロールワーク (Video)

フリッカのハルに刻まれたスクロールワーク。実は葡萄のツタのデザインだ。でもこうして見ると、海の波をデザインしたようにも見える。船体につけるデザインとしてはピッタリ。



基本形は海を渡って南からやって来た隼人族の盾に描かれた、[逆S字型の波のデザイン] と共通。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)

⇒ こちらはフリッカ 『スヌーカムス』 のスターン・プルピット・レールに止まっている [アルバトラス(アホウドリ)] オレゴンからハワイまでの太平洋の真っただ中。止まった時は実に疲れ果てた様子だったが、こうして1時間休んだ後、全く別の鳥のように元気に飛び立っていった、そうです。

2009年7月23日木曜日

のんびり帆走 (Video)

風がやっと約10ノットになった。



ジブはクラブ(ブーム)付き。セレニティの前の前のオーナーがつけたもので、当方も今ではすっかりこのジブが気に入って、8月に香港のLee Sailsから届く新しいジブもこの設定に合わせてオーダーした。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2009年7月22日水曜日

エンジン切って (Video)

8ノットの風のある海域。



8月の第一週はバケーションを取って、夏恒例のSF湾ミニ・クルージング。まだ先の話だが、今から楽しみだ。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
USヤフー!フリッカ・グループ

2009年7月21日火曜日

機帆走 (Video)

7月18日土曜日、1時半になってもマリーナの外で4-5ノットの不安定な風しかない。北方に目をやると2マイルほど先から大型艇が南に向かってブロード・リーチで快走中。と言う訳で、その海域まで機帆走を決め込んで、走っていく。



今年の夏のSF湾のサウス・ベイは空に雲も多く、夏らしさがない。(SF市街前のセントラル・ベイは25ノット吹いていた。)

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
日本のヤフー!フリッカ・グループ

2009年7月20日月曜日

ツイン・フォアステイズ

オレゴンからハワイのオアフ島に到着したフリッカ 『スヌーカムス』 の真新しいフォアステイ。

見ての通り、平行して2本張ってある。










同、フォアから見たところ。











各ステイにジブを一枚づつハンク・オンしてダウン・ウィンド・セイリング。

リーチやクロースホールドの時には1枚を降ろす。(片舷に重ねても可。この写真、各ハンクの高さが左右のジブで微妙にずらしてある点に注意。2枚を片舷に重ねる時のための工夫だ。)






無論、ツイン・ジブのセットアップはフォアステイが1本しかなくてもできる。その場合、左右のジブのハンクを交互に掛けていく。フォアステイ1本の場合、リーチングやクロースホールドの時、2枚とも同じ舷に引いてダブル・アップするのが一般的。

いずれにしても、ツイン・ヘッスルのセットアップはスピネイカーの代わりになり、扱いやすいのでシングルハンドやショートハンドで長期クルージングに出る艇では昔から良く使われてきた。

(写真はいずれもPSC製434艇中148番目 Snookums です。)
フリッカ・ホームページ

2009年7月19日日曜日

ハワイ到着で終了。次は北太平洋横断完結?

オレゴンからニュージーランドを目指していたSnookums のCoby(コウビー)が、7月11日、31日目にハワイに到着した時にワイフの Katja(カッチャ)と抱き合う [YouTubeのビデオ] があったが、7月15日、航海をハワイで終了し、Snookums を売りにだすことを決心した。⇒ [Yachtworld のサイト]

[Cobyのブログ] によると、ハワイまでのシングルハンド太平洋横断をフリッカで達成したことで、心の中のもやもや(自分の人生を後悔することのないように今どうしてもやっておきたいという気持ち)がすっきりした、これからワイフとの生活を大切にしたい、という。

長期航海に備えてすべて [整備されたばかり] の大変状態の良いフリッカだ。















誰かハワイ(オアフ島)でこのフリッカを買って、日本まで乗って帰る人はいないかな。

(写真はPSC製434艇中148番目 Snookums です。)
フリッカ・ホームページのフリッカ登録データベース

2009年7月18日土曜日

リーフィング・ラインズ (Video)

25シーズン目のメインを下から見上げたところ。膨らみが過多で、セイルのダクロン布がかなり伸びてしまっているのが分かる。



ブーム・エンドから上に伸びている白っぽいラインはトッピング・リフト(セイルを張っていない時にブームを吊る役割を果たす)、赤のラインはセカンド・リーフ、緑のラインはファースト・リーフのリーフィング・ライン。

ブーム・エンドからブームの中に入り(赤はポート側、緑はスターボード側、とブーム内を平行して走っている)、マスト側のエンドから外に出て、マスト基部のオーガナイザーを通り、それぞれの側のキャビントップのオーガナイザーを経て、コックピットのすぐ前、それぞれの側のキャビントップ・クリートに留めてある。

***

本来ならこれらのラインはこの画面のようにセイル後端の孔(クルー)に結ぶのではなく、そこから垂直に下ろしたポイントでブームに結びつけておく。一本のラインでクルーを下へも後ろへも引くというアイデアだ。ただそうするとコックピットにいてラインを引っ張った時、すべりが悪くて効率が良くない。

と言う訳で、セレニティではこれらのラインはセイルをリーフする時クルーを後ろへ引っ張るためだけの専用とした。無論クルーは下へも引っ張らなければならないが、クルーをブームに引っ張り寄せて結ぶためには別に短いラインを一本使っている。その方が手際良くリーフできる。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2009年7月17日金曜日

サイドの様子 (Video)

東風4ノット、艇速対地1.2ノットで北上中。



セレニティのセイルはメインもジブも今年25年目のヴィンテージ。良く頑張ってくれている。だが見ての通り、縁は縮み、布は伸び、このところ特に上り角が落ちてきた。

そこで決心して実はこの日、出航前にマリーナでメインとジブの計測をし、新しいセイルを発注した。発注先は香港のLee Sailsだが、ベイ・エリアにエージェントが居て、計測に足を運んでくれた。

メインもジブも大体同じ値段で、二枚合わせて約1100ドル(10%弱の税金込み)。現在10%割引セール中ということでラッキーだった。それにしても安い。生地は6.6オンス、トリプル・スティッチのオフショア仕様。色は余程タンバークにしようかと悩んだが、寿命の長い白に落ち着いた。8月末までに届く予定。楽しみだ。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページ

2009年7月16日木曜日

針路変更 (Video)

昨日のビデオから1分も経たない中に、風は東から南東にシフトした。南東の風をアビームから受けて少しでも早く走れるように針路を北から北東に変えた。



と言っても、艇速に実感できるほどの変化はない。のんびりできるこの時間を楽しもう。

ちなみにこの下のビデオは、1週間前、ほぼ同じ海域での帆走。西風、これが普通の夏の日のセイリングだ。



(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番目 Serenity です。)
日本のヤフー!フリッカ・グループ

2009年7月15日水曜日

東風 (Video)

春や秋、冬ならともかく、夏場のサンフランシスコ湾で東風が吹くなど、極めて珍しい。(夏は南西、西、または南南西の風と決まっている。)



相変わらずの微風だが、東風は東風なのでスターボード・タックにした。艇速は対地約1ノット。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
USヤフー!フリッカ・グループ

2009年7月14日火曜日

殆ど無風状態 (Video)

7月11日土曜日、急に秋になったような天気。シーズンの終わりの時のように殆ど風がない。風向きも西南、東、東南、南、などどコロコロ変わる。バタつくセイルをコントロールしやすいように、プリヴェンターとウィスカー・ポールをセットしてみた。



雲も全く秋空のようで、微風ながら顔をなでる風がやけに涼しく感じられた。こんな状態でも海上は良いものだ。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
こちらはハワイに到着し、接岸するフリッカ Snookums の様子(YouTube)

2009年7月13日月曜日

バザーズ・ベイ

Buzzards Bay とは東海岸、マサチューセッツ州にある大西洋の湾で、フリッカのデザインの基になったニューポート・ボートたちの活躍したロードアイランド州のロードアイランド・サウンドとは [隣同士] だ。

この辺りは天候が急変して荒れることが多いという。









しかし、7月4日の独立記念日の週末の一日はこのように平穏だったらしい。







実はサンフランシスコ湾の夏は毎日20ノットを超える、フリッカ好みの風が吹くのが通例だが、7月10日は、まるで秋。シーズンの終わりを感じさせるような、この写真にそっくりの一日だった。エル・ニーニョの影響?

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(写真はいずれもPSC製434艇中246番目 Papillon です。)
フリッカ・ホームページのフリッカ登録データベース

2009年7月12日日曜日

ハワイ到着

オレゴンからニュージーランドへ向かうフリッカ 『スヌーカムス』 がオレゴンの太平洋岸を出発したのが6月11日。31日目にしてハワイに到着した。

この写真はオレゴンのポートランドから大河コロンビア川を下って太平洋岸まで向かう時の同艇。まだ夫人が同乗している。

ウィンドヴェインは付いているが、ドジャーはなし。









夫人は飛行機でハワイに向かった。スヌーカムスはどのくらいハワイに滞在するのか不明だが、つづいて南太平洋横断が待っている。

(写真はPSC製434艇中148番目 snookums です。)
スヌーカムスのブログ

2009年7月11日土曜日

上り角の詰め (Video)

風も16ノットを超して快調。上り角度を稼ごうとして少しウェザー(風上)に向かいすぎた。メインがバタついてそれを知らせる。5-10度くらいルー(風下)に向かわせてOK。



(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページ

2009年7月10日金曜日

メインをシングル・リーフ (Video)

風が14-16ノットとなったのでメインにリーフを入れて走る。この日は潮の影響は殆どないが、退き潮。

北上は連れ潮。メインをシングル・リーフした状態で艇速対地5.2ノット。このビデオは帰りの南下で逆潮、4.2ノット。



(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2009年7月9日木曜日

良きパートナー (Video)

セレニティに乗るときはいつでも殆どワイフとのダブル・ハンド。どんな時でもヘルムを手にしている妻がいるので、ビデオ撮りに専念できる。ありがたい。何と言っても二人で乗る方がシングルよりずっと楽しい。



風がだんだん強くなっていく。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
USヤフー!フリッカ・グループ

2009年7月8日水曜日

ウェザー・サイド (Video)

昨日と同じレグ。風上側。



いつものことだがこの後、午後2時を過ぎると西南西の風がもっと強くなってくる。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2009年7月7日火曜日

フル・ジブ+フル・メイン (Video)

7月3日金曜日、西風8.5~9ノット、艇速対地4.4~4.8ノットで快調に北上中。




(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
こちらはオレゴンを出てハワイまで航海中のフリッカ 『Snookums』。今週末くらいの到着か。

2009年7月6日月曜日

ロープ・クラッチ

これはPSC製フリッカ423番の 『キャラウェイ』 のキャビントップ。手前にフレキシブルなロールアップ型のソーラー・パネル(太陽電池)が見える。

両舷のキャビン・トップウィンチの前に見えるのはもちろんロープ・クラッチ。






キャビン・トップにウィンチが付いているということは、ハルヤード、リーフィング・ラインなどのすべて、又はその殆どがコックピットから操作できるようになっているということだ。

しかし、多分1980年代までのフリッカにはシンプルなロープ・クラッチも付いているものもあるが、これほど進化した頑丈なつくりのものではない。代わりに通常ウィンチの後ろ(コックピット側)にクリートがついている。

この艇では立派なロープ・クラッチが付いているので、ウィンチ後方のクリートは不必要。故にクリートはない。強力なロープクラッチがあればウィンチひとつでどのラインでも扱えるので便利だ。ロープ・クラッチやカム・クリートなどをうまく使えば操船は随分楽になる。セレニティでも将来はこれらを一新したい。

(写真はPSC製434艇中423番目 Caraway です。)
フリッカ・ホームページ

2009年7月5日日曜日

ティラー

このフリッカはシアトルの 『トゥーカン』。6月にサン・フアン諸島をクルーズした。

一日の終わりに錨泊地でポートを全開。夕日と海面からの空気が入り込んで来そうな一枚。



こちらはトゥーカンの新作ティラー2本。1本は白木のままの状態。





フリッカの場合、J24のティラーがラダー・チークの間に挟む部分を少しトリミング(ヤスリがけ)するだけでそのまま使えるというオーナーたちの話。中にはホームセンターで安く売っている各種農作業用具の取替え用柄を使って簡単に作れる、という人もいる。

ティラーと言えば、パシフィック・シークラフト37や40の大型艇のオーナーの中にはスティヤリング・ホイール(舵輪)を取り払って、ティラーに換える人もいる。メカがシンプルで、壊れても簡単に取り替えられる。

(写真はいずれもPSC製434艇中340番目 Toucan です。)
Toucanホームページ

2009年7月4日土曜日

バウからアフト (Video)

ウェザーサイドのバウからアフトを見てルーサイドの様子。



こちらは7月3日金曜日だが、7月4日(独立記念日)の代休。これからセイリングに行って、夜は船中泊。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページ

2009年7月3日金曜日

バウスプリット (Video)

セレニティのバウ・プルピットには左舷にひとつ、そして(この画面では見えないが)右舷にひとつアンカー用バウ・ローラーがある。

ファクトリー・スタンダードはプルピット・プラットホームの真中あたりにある右舷のものがひとつ。そこにCQRが置いてあるのが普通。(セレニティは通常のデイ・セイリングでは錨泊をすることはないので、アンカーのみ外してコックピットのラザレット(ロッカー)にしまってある。)

この左舷にあるローラーの使い勝手がいまだに判然としない。すぐ下にバウスプリット先端からのウィスカー・ステイが走っているのでアンカーの置き場所としては向いていない。せいぜい考えられるのはムーアリング・ボール(常設アンカー)に係留してアンカーを使わずに停泊する場合のラインを取るのに使うこと。



しかし、セレニティではその場合、 [専用の仕掛け1] [専用の仕掛け2] を使うのでやはりこのローラーは必要ない。日本の場合のように岸壁に槍付けする場合は役に立つかも知れないが。

尚、ジブのクラブ(ブーム)のグースネックあたりからバウスプリットに引っ張って止めてあるのは、いわゆるペンダント。ジェノアなどのヘッ’スル(ヘッドセイル)のタックを引っ掛けるもの。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
USヤフー!フリッカ・グループ

2009年7月2日木曜日

快適な走り (Video)

アミッドシップから見るとこんな感じ。



(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
日本のヤフー!フリッカ・グループ

2009年7月1日水曜日

I-36 (Video)

行き違うセイルボートはIslander36。アイランダーは南カリフォルニアでのセイルボート生産が全盛期だった頃のビルダーで、カタリナが出てくるまでどこに行っても見られる人気者だった。(アイランダーが倒産した1980年代半ば以降、カタリナがどんどん大きくなった。)

I-36 のデザインは1970年代半ばで、フリッカと同世代だが、フリッカとちがっていわゆるレーサー・クルーザーだ。セレニティのマリーナのスリップの向かい側にもまだ仲良く2艇並んでいる。

フリッカもそうだが、アメリカでは人気のある古い艇には必ずと言って良いほどオーナーたちの集まるサイトがある。 ⇒ [I-36アソシエーション]



我等の愛するフリッカ 『セレニティ』 も快調に安定感のある走りを続ける。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
オレゴンを出てハワイまであと約1週間の所を航海中のフリッカ 『Snookums』