個室ヘッドとエンジン。
個室内は特別変わったところはない。
しかしドアの内側には何かが仕込まれている。ドアの上半分に2本、下半分に2本、ドア・フレームに渡した横木。
その横木とドア板の間の僅かな隙間には底板があり、マガジン・ラックのようになっている。チャート・ホウルダーにでも使っているのだろうか。
ドアの外側。
例の横木の底板部分をマシーン・スクリューで留めてあるらしく、そのナットが整然と並んでいる。
コンパニオンウェイ・ラダーのステップと下の基盤の内側はほぼ全面ノン・スキッド。
画面左下隅にクッションが突き出ているのはキチンと押し込まれていないからだろう。
1GM10。[前回の写真] よりオイル注入口の黄色いキャップが締め込まれている。オイルを交換したようだ。
エンジン周りの黒く太いテューブはエスパー・エアトロニックD2からの暖気を [キャビン内に運ぶ] ためのもの。(エアトロニックのPDF: 開くまで少し時間がかかるが軽油を燃焼させる暖房機の仕組みが図解で良く分かる ⇒ [エアトロニックD2] )
尚、この艇のバッテリーは2個共、現オーナーにより今からちょうど1年前(2011年2月)に新品に換装されている。
(写真はPSC製434艇中412番目 Dulcinea です。)
⇒ フリッカ・ブローシュア(14頁版)