相変わらず霞がかかったような写真ばかりだが、今日はギャリー周りを見てみる。
15年経過しても新品のように輝くシンク。
まな板の下はオライゴの非圧式アルコール・コンロ。
使用回数は限られているようだ。
その下の引き出し類はスタンダード。
上は深い引き出し、下はドアだけの収納(奥=アウトボード側はハルの形に沿って円くなっている)。
右側の棚は自作。
スルーハルは2個。右上はシンク排水用、左下は荒洗い用の海水取水口。下にはそのフット・ポンプ。
興しろいのはアイスボックスの蓋。プル・リングの形こそ違うが80年代半ばまでの1枚式に戻っている。
左上、シェルフのストレイクはファクトリー製より幅が広い。自分で付けたのだろう。
アイスボックスの中。
クリアー・プラスチックが2枚に分かれているのはスタンダードだが、ティークのセパレイターは90年代艇のアップ・グレイドか。
ファクトリー・アップグレイドにしろ、自作にしろ、自分に有用なアイデアを取り入れて工夫を重ねていくのもオーナーの楽しみのひとつだろう。
***
* この艇は昨日までハル番号不詳と記していたが430番艇であること、および当シリーズ写真撮影時の場所は五大湖地方のウィスコンシン州、マディソンであることが判った。新オーナーの現在地は不明。尚、エンジン・アワーは撮影時で僅か336時間という。
(写真はPSC製434艇中430番、1996年製の Lisanda です。)
⇒ www.yachtworld.com キーワード欄に Flicka と入れてサーチ・ボタンをクリック。