2013年2月28日木曜日

1991年製テキサスのフリッカ

半年~1年程前に売りに出されていた時の写真だが、その後どこにも掲示されていないので既に新しいオーナーの手に渡ったのだろう。

メキシコ湾岸でも東海岸のようにまだこのような旧式ドックが残っているらしい。




1990年代後期のフリッカなのでバウ・プルピット・レイルが2段式、フォアデッキのクリートも平行2本というコンフィギュレーション。

(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳、1991年製フリッカです。)
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2013年2月27日水曜日

セレニティー セッティー背もたれクッションのホールダー

[この続き]

背もたれクッション裏側に付けたスナップのメス型2個。









スナップのベースは生地を4枚折りで縫製したバタフライ。









カバーをフォームに被せたクッションの裏側全体。









ファクトリー製クッションの場合、クッション左端から右端までこのバタフライを付けた部分がずっと開口部となっており、生地を重ね合わせた部分の内側に長いジッパー、外側にスナップ5個が縫い込んであった。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2013年2月26日火曜日

テリオス YS8

ヤンマーの1気筒エンジンは1GM10の前代が1GM、さらにその前がYS8。

テリオスは1980年製なのでYS8が使われた最後の年だ。

かなり錆びが出ているが、まだまだ健在の様子。



オフ・シーズンにウィンタライズされ保管されて来たエンジンなら32年間の稼動とは言え、エンジン・アワー自体は少ないはず。錆びを落として塗装をやり直せば、見かけも [こちら] の1980年製フリッカのYS8に比肩できる位になるだろう。

(写真はPSC製434艇中、番数不詳 Telios です。)
USヤフー!フリッカ・グループ

2013年2月25日月曜日

テリオス インテリア 右舷とフォア

1983年前半までの艇なので配電盤は右舷側。レイダー、GPSプロッターを含むエレクトロニクスが右舷側になるのも当然のようだ。

興しろいのは個室ヘッドのないオープン・レイアウトであるにも拘わらず、セッティーの背もたれクッションの幅の狭いこと。



サイドデッキ下のスペースに設えたドア付きの収納、並びに幅の狭い背もたれクッションの後ろにある箱らしきもの(クッションを外すとアクセスできる収納かも知れない)の造作も生半可なものではないが、テーブルもこのシートの辺りに仕込んであるのかも知れない。もっと写真が無いのが残念。

フォアを望む。

ハウス正面には円形の開閉式ポートライト。







左舷側、ギャリーとVバース間はオプションのバルクヘッドで仕切られている。また、バース横のイナー・ライナーには開口部があり、ハルとの間のスペースを収納に使える。その上、棚上のドア付き収納は珍しい。これは自作のようだ。その横にあるのはVHF。どうやらSSB通信機は無いらしい。

(写真はPSC製434艇中、番数不詳 Telios です。)
フリッカのリグ

2013年2月24日日曜日

テリオス インテリア 左舷

テリオスのインテリアはユニーク。

左舷側バルクヘッドとキャビン側壁に渡したコーナーの棚。その下の板は何なのか不明。

クォーター・バースはなく、すぐギャリーになっている。コンロは通常の位置から移動させたようだ。





そのアウトボード側、サイドデッキ下には収納らしきものが見える。このままではアクセスが悪いのでコンロ、及び青い板を含むコンロ台を外せるようになっているのかも知れない。それならクォーター・バース用スペースにもキャビンからアクセスできる。

ホーローのシンクと青いカウンタートップは自作のようだ。カウンタートップ下のスペースには引き出しが設えてある。



サイドデッキ下にカボードはなく、棚だけ。全体的な印象はファクトリー仕上げではなく、オーナーの仕上げたオーナー・コンプリーション・ボート(キット・ボート)だ。ドロップ式テーブルが見当たらないがテーブルは何処にあるのだろう。

(写真はPSC製434艇中、番数不詳 Telios です。)
フリッカのスペック

2013年2月23日土曜日

テリオス フォア

冬は寒いメイン州、オフ・シーズンには毎年このように倉庫に陸揚げ、ウィンタライズされていたのだろうか。デッキもティークも状態がすこぶる良い。

両舷のメインシート・コントローラーのレイアウトが興しろい。ジブ・シート・ブロックはシート・トラックではなくサイド・デッキに直接装着。

シングルハンド仕様では通常キャビントップ・ウィンチの設置されている場所に見えるキャップは何のためだろう。



尚、上の写真でも下の写真でもバウスプリットまで外されているがまさか毎冬外すわけではないだろう。

画面に見えているバウ・プルピット・レイルはテリオスのものではなく、隣のそのまた隣の艇のものが重なって見えているだけ。


喫水線上に開けられた船腹のスルーハル。場所から言ってギャリー・シンクからの排水口だが、シーコックなしで済まそうとした設計のようだ。

(写真はPSC製434艇中、番数不詳 Telios です。)
フリッカ・データベース

2013年2月22日金曜日

テリオス プライマリー・ウィンチ

この艇のコックピット・コーミング・トップに張られた厚いティーク板は [フォア部分のみ] というユニークなコンフィギュレーション。

プライマリー・ウィンチはセルフ・テイリング、Lewmarのブロンズ製シングル・スピード#16と見受けられる。




絶妙な傾斜付きのティーク製ウィンチ・ベースが使い易さと美しさの機能美を提供している。

(写真はPSC製434艇中、番数不詳 Telios です。)
フリッカ・ホームページの歴代カバー写真

2013年2月21日木曜日

テリオス コックピット

テリオスは1980年製だというがメンテが良いので古さを感じさせない。

画面手前がテリオス。

メインシートはミッド・ブーム型で、トラヴェラーはメイン・ハッチを横切るように設置されている。

スターンにはポール・マウントのレイダー、その右舷側のレイル上にはウィップ・アンテナ(SSB/Ham通信機用、VHF用のどちらか)を立てるソケットが見える。




以上は全て昨日の写真でも確認できるので参照され度。

1980年製なのでコックピットは旧型のデッキ・モールドで造られている。







興しろいのはスターンに収納があり、アクセスのドアが付けられている事。またこの艇は船内機仕様だが、両舷コックピット・シート間に船外機仕様艇でガソリン・タンク置き場として使われるフッド付き収納もある。

右舷側、エンジンのリモート・コントロール横にエンジン・ストッパー(燃料供給シャット・オフ・ノブ)が付けてある。しかしエンジンのダッシュボードが見当たらない。何処にあるのだろう。

(写真はPSC製434艇中、番数不詳 Telios です。)
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2013年2月20日水曜日

テリオス 

テリオスとはギリシャ語でパーフェクトという意味らしい。

120%程のヘッスル1枚で帆走中。風は7~8ノットだろうか。場所は東海岸ニュー・イングランド地方、メイン州 [ロックポート]

バウ・プルピット・レイルの無いフリッカの姿も悪くない。









バウスプリット下には特製のイルカを象ったフィギュアヘッドが仕込まれ、スプリット上には [#331 アレッサンドラ] のものと類似のバウ・ローラーが装着されている。

(写真はPSC製434艇中、番数不詳 Telios です。)
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2013年2月19日火曜日

在メキシコ、カリフォルニア州船籍のCF3772NG オン・スリングス

船底塗料を塗り終わって下架する時の写真。外観は内観と違って明るい。ラダー・チークやティラーにはインテリアのティークと違い元々ニス類が塗ってあったか近年換装したかどちらかだろう。

よく見るとプロペラにもシャフトにも船底塗料が塗ってある。








プロペラやシャフトに Interlux 2000 のプライマーを塗り、その上にビニール系船底塗料(Jack Tar vinyl 等)を塗ってフジツボや海草が付くのを成功裏に防止しているという話しは聞く。この艇もそうしているのかも知れない。無論その場合でも防蝕亜鉛を装着する部分にはプライマーも船底塗料も塗ってはならない。

バウのステム・トップから電線が出ているのが見える。








ステム・トップにあった航海灯を何代目かのオーナーが自分でプルピット・レイルに移動したようだ。後期のPSC製艇では航海灯が最初からプルピット・レイルに設置されているため、ステム・トップに電線用の孔は開いていない。90年代の艇ではなく、やはり80年代半ば頃の艇のようだ。

(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳、カリフォルニア州船籍番号 CF3772NG のフリッカです。)
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2013年2月18日月曜日

在メキシコ、カリフォルニア州船籍のCF3772NG インテリア

ちょっと気になるのがインテリア。

明らかにりヴ・アボードの風情だが、気になるのは室内の暗さだ。

テキサスで係留中にハリケーンのために沈んで引き揚げられたフリッカの室内に良く似ている。

室内のティーク全般、さらに天井のビニールのライナーまでどす黒く変色している。







ファイバーグラス(表層はジェルコート、またはペイント仕上げ)やカウンタートップなどは油が付いてもクリーンアップ出来るが、ティークやビニール生地には染み込んでしまう。

沈んでサルヴェージされた艇でない限り室内がこれ程まで黒くなることはないだろう。








無論、見かけはともかく、機能的に完全にリストアされていれば別に問題はないのだが、沈没した歴史があるのなら売りに出す際その事実も開示すべきだろう。

(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳、カリフォルニア州船籍番号 CF3772NG のフリッカです。)
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2013年2月17日日曜日

在メキシコ、カリフォルニア州船籍のCF3772NG コックピット

かなり生活感のあふれた写真。

コックピットのエンジン・アクセス・ハッチの型から1983年末以降の新型デッキ・モールドによる艇と分かる。

スターン・プルピットがセレニティーのような1段式ではなく、2段式になっており、またエンジンのアワー・メーターがダッシュボードの横にない(キャビン内にある)ので、1985~86年以降に造られた艇ではないだろうか。





(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳、カリフォルニア州船籍番号 CF3772NG のフリッカです。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2013年2月16日土曜日

在メキシコ、カリフォルニア州船籍のCF3772NG

1ヶ月弱前、アメリカのオークション・サイト eBay に出されていたカリフォルニア船籍のフリッカ。

場所はバハ・カリフォルニア、またはカリフォルニア半島の東側の海、コルテズ海。

カリフォルニア州からやって来て同地で暮らしていたオーナーが売りに出したらしい。

マスト前面にはレイダー、並びにスピネーカー・ポールが見える。

ハルにティークのラビング・ストレイクが装着されたモデルでなかなかソールティーな風貌。



コックピット・コーミング・トップもティーク張り。

ヘッスルはハンク・オン式のようだ。









(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳、カリフォルニア州船籍番号 CF3772NG のフリッカです。)
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2013年2月15日金曜日

セレニティー チェイン・ロッカー・カバー小細工

昨日からの続きとして読んでもらいたい。

チェイン・ロッカーからVバース収納スペースに抜ける陸電コードを通すためにチェイン・ロッカー・カバーには孔が開いていなければならない。

陸電コード先端のプラグ部分を通すために必要な孔のサイズは1.25"四方。

四角い孔の上には蝶番で開閉できる蓋を付けた。












プラグ部分を通したら蓋を閉める。
















コードを通し、所定位置に収めたチェイン・ロッカー・カバーの全体像。







通常この収納スペースには電子レンジを置き、両脇を寝袋で押さえている。







(このレンジは20年以上前ベター・ハーフの友人が日本へ帰国の際置き土産として置いていったヴィンテージ品で、多少パワーに悖るがまだまだ使える。)

尚、カバーの上部とその上のバルクヘッドには暗闇でも手探りでキャッチ金具のアラインメントを正確に取れるように細木のマーカーを接着剤で貼り付けてある。

同様のセットをカバー下部とその下のバルクヘッドにも付ける予定。






これをプロトタイプとして暫く使ってみようと思う。本格的なものは板が反り返らないように、バルクヘッドと同じ厚さ1/2"の合板で作る。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2013年2月14日木曜日

セレニティー 陸電経路

以前にも書いたがセレニティーには艇に陸電コードを繋ぐ陸電取り込み用コンセントが無い。従って艇内配線も艇内コンセントも無い。

しかし陸電取り込みの方法はある。

陸電コードはチェイン・ロッカーに入れてある。




デッキのハウザー・パイプの蓋裏側にあるチェイン・フックにラニヤード(細紐)を付け、コード先端近くにローリング・ヒッチで結んでコードをハウザーパイプから取り出しやすいように吊るしてある。

必要時にこのコードをハウザー・パイプから引き出し、ドックの陸電コンセントに繋ぐのだ。





陸電コードのもう片方の端はチェイン・ロッカーからVバース上の収納スペースに入り、さらにキャビンへと向かう。



収納スペースからキャビンへの通り道になっているのはハル・デッキ結合部近くに在るバルクヘッド右舷上端の隙間。



キャビン内に入ったコードの先端にVバース棚上でサージ・プロテクターのプラグを差し込んだところ。














サージ・プロテクターのコンセントは6連だが、電灯1個と電子レンジ、電灯と電気コンロ、電灯とヒーター等、せいぜい2個の同時使用のみ可。

レンジとヒーター等ヘビーな同時使用は間違いなくサージ・プロテクターのスイッチが落ちる。






しかし陸電引き込みの有無はドックでの生活に大きく影響するのでこれでも大助かりだ。電気製品を使う順番さえ工夫すれば不便は感じない。

尚、錨泊することが分かっている時は陸電コードを出航前にチェイン・ロッカーから出しておく。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのスペック

2013年2月13日水曜日

セレニティー 右舷レイル下の透過光

昨年12月に書いた右舷フォア、ハルとデッキの接合部近辺の [外からの透過光] の件。

冬の雨のシーズンになり、横から吹き付ける雨が浸み込んだようで、ハル内側に張ってあるカーペットに染みが出来ていた。


早々と手当てをすべきだったが、ようやく2月10日、ティークレイル下のシーラントが古くなったため欠落し開いていた2mm四方の小さな孔を3M4200で塞ぎ、その周辺にも塗り伸ばしてみた。

この写真を [この写真] と比較され度(チョック下の黒い箇所が2mm四方の孔)。






それだけの処置で透過光も無くなった。










(白っぽく見える小さい円形の箇所はハルのヒレとデッキのヒレを重ねた接合部を通過して留めているスルー・ボルトの底。)

しかし、フィラーが部分的に欠落したからと言って、本来孔の開くべき場所ではない。ハルの最上部、デッキと結合させるためのヒレがハルから90度内側に曲がって伸びている部分、そのまさにヒレが曲がる箇所の何mmか下という微妙な箇所だ。こういうところは恐らくファイバーグラス1枚を樹脂で固めただけ。雑な作業で樹脂をグラスに充分浸透させなかったために生まれた孔だろう。

これで終わりではなく、やはりシーズンのスタートまでにカーペットに染みが黒く残ってしまった所位までカーペットを剥がし、ハル内側にファーバーグラスを積層したい。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのリグ

2013年2月12日火曜日

セレニティー Vバース・フィラーとセッティー・クッションのフィット

2月10日(日曜日)、出来上がった3点を艇に持って行きフィットを確かめた。

当然ながらピッタリと収まる。座って見ると家で座ってみた時より座り心地が良い。






捨てた28年ものの古いクッションは見かけはともかくフォームが相当疲れていたのだなと今更ながら実感。

バーガンディー(赤ワイン)色は古いクッションのセルリアン・ブルーよりも暖かく、落ち着いていて居心地が良い。



生地のせいで実際に座ってもふんわり暖かい。

まだ全部出来た訳ではないが、思い切って新作して良かったと思う。

居住性が格段に高まる。




* * *

さて、セッティーのバックレスト(背もたれ)にはまだやるべき作業が残っている。

壁に並んだ5個の金具。クッション・カバーのファスナーとして使っている金具と全く同じ品。





この [リンク先の写真] の4個の金具の中、下から2番めのオス型がネジで壁に固定されている。クッションの背後にメス型を付け、フナップ・オンして背もたれが倒れるのを防ぐ仕掛け。

しかし、これまで7シーズン、5個全部を着脱することは面倒なのでいつも1~2個使用するだけで済ませて来た。今回もクッション側には左から2個目、右から2個目の計2個用しか付けないことにした。

背もたれクッションを所定の位置に立てて少し壁側に押してやると、壁側金具の跡が生地に残る。





そこをチョコでマークして、背もたれを家に持ち帰って作業する。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・データベース

2013年2月11日月曜日

セレニティー Vバース・フィラー・クッション完成

3点目はVバース・フィラー。

コンプレッション・ポストの柱の入るコーナーの壁をどのように縫い上げるか検討中。

この部分だけ継布を当てて縫い合わせることにした。










カバーの縫製完了後、フィラーを重ねたフォームにカバーを被せ、全体をひっくり返して合板を重ねてカバーの裾を引っ張って内側に折り返し、タック(画鋲の様なもの)をハンマーで打ち込んでいく。

四辺とも辺のセンターから打ち込み始めた。また一辺からその対辺というように交互に打って引っ張りのバランスが取れるようにする。

各コーナーを残すだけとなったところ。










この後各コーナーともピンキング鋏みで余分の布を落として折込み易くした。何回も作っているプロなら生地裁断の段階からコーナーをどのようにカットしたらちょうど具合良く収まるのか分かっているだろうが、小生どもは初めてなのでこのやり方の方が安全。

タックの打ち込み完了。












フォームに重ねた厚さ1”のフィラーのお陰でかなり張りがある。








それにしても今回作ったクッションはどれも軽くて扱い易く、座るとふんわりして心地良い。以前のものはカバーが人工皮革風のビニールだったのが重かった最大の理由と思う。またフォーム自体の固さは左程変わらないと思うが、座り心地にも厚手のビニールが影響していたようだ。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
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2013年2月10日日曜日

ブルー・スカイズ リフト・オフ

ウィスコンシンに向かう第一歩を踏み出すブルー・スカイズ。

これからは淡水湖でのセイリング。

しかもオフ・シーズンには陸揚げの上、冷却水経路(エンジン本体や冷却水管)に入っている水が凍結膨張してダメージを与えないように水抜きや不凍液の注入などウィンタライズの処置を施されるので1GM も喜ぶだろう。







Have a safe trip. (*)

* 後日註: 2012~13年の冬のオフ・シーズンは五大湖地方へは移動せず、このままパシフィック・ノースウエストで陸揚げ保管との事。夏になったら絶好のクルージング地であるこの地方のセイリングを楽しむらしい。

(写真はPSC製434艇中314番目 Blue Skies、旧名 Rowdy です。)
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2013年2月9日土曜日

ブルー・スカイズ フリッカ・フレンズ・エディターのフリッカ 2

昨日の写真の対面にあるドックから撮影。

奥、ブルー・スカイズ。

手前、木造ダブル・エンダーは無論昨日画面左奥に写っていた艇だ。



フリッカは東海岸、西海岸、メキシコ湾岸、五大湖、内陸部間を問わず取引され、移動して行く艇が少なくない。

しかしブルー・スカイズは今回ミシガン湖に移ったら次は何処かと長年心配しなくても良さそうだ。




フリッカ・フレンズ・エディターの所有艇としてメンテ関係やクルーズ関係等、これからも度々このブログにも登場してもらうことになるだろう。

(写真はPSC製434艇中314番目 Blue Skies、旧名 Rowdy です。)
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2013年2月8日金曜日

ブルー・スカイズ フリッカ・フレンズ・エディターのフリッカ

ニューズレター 『フリッカ・フレンズ』 が昨年末写真特集号を出して復活したが、それは元エディターのトムが、何年も新しい号が出ないのを残念に思い、自分が再びエディターになることを決心したからだ。

トムは長年 [ベン・メイン・ジュニア] のクルーとしてフリッカに乗っていたが、昨年末ついに自艇を購入、『ブルー・スカイズ』 と名付けた。

この艇がブルー・スカイズ。

旧名は[ロウディー] 。この写真はまだトムの住むウィスコンシン州に移る前、シアトル近辺で撮影したものらしい。

ちなみにフリッカ・フレンズはつい先週、また写真特集号が出た。現在USヤフー・フリッカ・グループのフォルダーに収録されているが、暫くしたら誰でも見られるようにフリッカ・ホームページにもポストされるだろう。




(写真はPSC製434艇中314番目 Blue Skies、旧名 Rowdy です。)
フリッカ・ホームページのフリッカ・フレンズ・ニューズレター

2013年2月7日木曜日

セレニティー セッティー・クッション完成

セッティー・シートと背もたれのセットが完成。

最初に作った背もたれの方はファスナーを付けるフラップ部分に余裕を見ていなかったので多少パンパンになった。



しかし、下の部分に波の様なアクセントが付いてこれまた良しとする。

背もたれは金具の装着方法も間違っている。(ひとえに筆者の責任。)







下側の生地に目打ちで孔を開け、金具の円柱部を生地に通す時 [反対側から通してしまった] ため、上側の生地の金具に留める下側の生地面が裏表になってしまった。

シートの方は背もたれを教訓に金具の方向に注意して装着。








こういう風に下の生地が上の生地の下に入り込んですんなり重なるのが本来の姿。

それにしても裁断、縫製、金具装着等全てに渡り、1作目から習うことは多い。ちなみにシート・カバー作成所要時間は最初に作った背もたれカバーの時間に比べ約半分の4時間で済んだ。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
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