2012年3月11日日曜日

リサンダ コンパニオンウェイ下

1枚目の写真はピンボケだが、コンパニオンウェイ・ラダーを内側から見たところ。ステップにはほぼ一面にノン・スキッドが貼られている。

画面左、個室ヘッドのドア下部に開口部が見える。もしかしたら消化器用のコンパートメントかも知れない。




画面右、クォーター・バース側にあるバッテリー・セレクターは [Cole Hersee 製]






ちなみに80年代の多くの艇では [Parco 製]

コンパニオンウェイの基盤、およびエンジン・ルームとの仕切り板を外したところ。






例によってスルーハルが3個。向かって左上がエンジン冷却水とヘッド洗浄水の取水口。手前の大きいスルーハル2個はコックピットの排水用。

画面右(左舷側)にあるコックピット排水用スルーハルのクロースアップ。







手前に透明のホースをボルトで塞いだものが見えるがこれはスルーハルとは無関係。ホースの位置と大きさからして恐らくギャリーのアイスボックスからビルジへの排水管だと思われる。必要な時だけボルト(栓)を抜いてコップ等に水を流し込むのではと想像する。しかしそこまでしてビルジを完全にドライに保ちたいのだろうか。無論シャフトにはPSSドリップレス・シャフト・シールが付いているに違いない。

画面左(右舷側)のクロースアップ。緑青も殆ど見られずブロンズが生の新品に見える。リークは皆無。




やはり年に20日程しかセイルせず、いつもトレイラーに乗せているのだろう。

(写真はPSC製434艇中、番数不詳、1996年製の Lisanda です。)
日本のヤフー・フリッカ・グループ