2コート目の翌々日3コート目を塗布。この日の朝家で春の様に暖かいと思っていたらマリーナは夏の様な朝霧が出ていた。
写真では分かり難いかも知れないが肉眼では肌に当たる微細な霧の動きが良く分かる。
塗布中のエピファンは湿気を嫌うのでハッチやポートは開けられない。霧がバーンアウトする(晴れる)まで約45分ドックで待機した。背景の霧に陽が射して淡い虹が出ているのが見えるだろうか。
インテリアが終わったらハルやデッキのメンテが待っている。全て2月末までに仕上げる予定なので今のところオン・スケジュール。
さて3コート目はエピファン対シンナーの割合が95:5。殆ど100%エピファンだが塗り難いということはない。途中でブラシが部分部分固まり気味になり、作業し難くなったらシンナーで洗って毛を軽く一様にしごき、再びエピファンを付けて広げて行く。2コート目同様、下地があるのでブラシの滑りが良く、エピファンは固めでも広げ易い。この日も夫婦二人で正味3時間、マン・アワーで6時間の作業。
3コート目完了時。
2コート目と同様、前のコートで見過ごして塗り落とした小さなエリアもカバーする。
コートを重ねる毎にムラが無くなって行く。
コンプレッション・ポストはティークではなく、ダグラス・ファーらしく色が白い。
1コート目、2コート目と比較のためにこのアングルも一枚。
(太陽光など撮影条件が同一ではないので参考にならないかも知れない。肉眼では全体的に落ち着きが増しているのが分かる。)
同上。
個室ヘッド内部。
ティークがきれいになったのでブロンズの緑青の付いたポートライトももう少し磨いてバランスを取った方が良いようだ。
このスペースに体を置いて例えばヘッド(WC)と壁の間にブラシを持った手を入れて塗る作業はかなり柔軟性を要する。
1コート目に書いた様に、塗る面や部分の順序を良く考えて作業しないと塗り終えたところに体やブラシの柄が触れてしまう。
以前のコンパスの裏カバーの位置が [かなりずれていた] のでその部分少し色合いが違う。目くじらを立てる程のことは無い。
尚、3コート目を塗り終わったところでエピファン1ℓ缶の残量は約7~8%。明日はマリーナに行く途中ウエスト・マリーンに寄って新しく一缶仕入れる。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ブローシュア(14頁版)