本日はキャビンの天井(シーリング)の話し。テスでは2011年のリストアの一環として天井のビニールを剥がして杉板を張り込んだ。
マスト下のアーチからコンパニオンウェイまでが杉板張り。
(アーチ部分に装着したのはLED照明。)
張り替えるより今のビニールをできるだけきれいにし、それで浮いた時間と費用を他の事に割いた方が良い、と言う経験者も居る。しかし木工が好きで時間・労力・費用を厭わず、と言う人には楽しめるプロジェクトかも知れない。 Labor of Love だ。
ネジ留め箇所は全て杉材のボタンでカバー。
板の裏(板とファイバーブラス間)には断熱材を敷き込んである。
スターボード(右舷)側。
バルクヘッドに灯してあるのはパラフィン・オイル・ランプ。
キャビン内のトリムも全て新しいティーク材で作り直したもの。
配電盤もVHFもステレオも新品。
ポート(左舷)側。
こちらのバルクヘッドは電灯。天井のギャリー用照明はLED。
ちなみにバッテリー2個も新品、艇内の電気配線も全て新線に換装済み。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不詳*、1979年製 Tess です。)
*後日註: 086番、旧名 Valentine である事が判明。
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