1コート目の翌日2コート目を塗布。エピファン対シンナーの割合は70:30。
ブラシは本来塗る場所に適切な大きさのものを使うべき。
しかし作業途中でブラシを取り替えると、それまで使っていたものをシンナーに浸けておく、又はシンナーで洗って置いておく、など手間がかかる。セレ二ティーではできれば最初から最後まで1本で済ませたいと、2コート目からは塗る場所を問わず1.5インチ幅のものを使用。
1インチ幅のブラシは小さいもの、細いもの、またブラシの入り難い狭い箇所には最適だが、広いところを塗るのに向いていない。2インチ幅は逆に狭いところで不自由。1.5インチ幅だと一応どんなところでもこなせるので重宝だ。
2コート目を塗り終わったところ。
昨日の写真と比べてちがいが分かるだろうか。
2コート目では1コート目塗布時に気付かなかった小さな塗り落とし部分もカバー。(全面くまなく塗った積もりでも日時が変われば光の違いで気付いたりする。)
塗り重ねにより紫外線等、周りのエレメントから木を保護する効果が大きくなり、色に深みも出て来る。
しかし透明感は失われない。無論塗った時の輝きが直に消えてしまうオイルと違い、何年も光沢を保つ。
この他オイル仕上げに無い特徴として、埃や汚れの吸着で年々黒ずんで行くことがない、(完全に乾いてしまうと)手で触ってもベタつかない、臭いもない、耐水性が有り水が走った跡が残らない、等の利点が挙げられる。まだ塗っている最中だが、ニス(エピファン)塗りにして良かったと思う。
ドアの内側、黄色く見えるのは太陽の光の当たっている部分。
エピファン塗布時はライフラインに布を掛ける等して直射日光を遮蔽すべきところだがズルしている。
2コート目は慣れもあり、夫婦で正味3時間、マン・アワーにして6時間で終了。
次の3コート目は48時間置いて塗布予定。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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