テスはキャビン側壁が白なので天井を杉板にしてもバランスが取れて良いのかも知れない。
マスト下のアーチは部厚く、周りの天井との間に段差があるので、そこはダブル・アップしたロープを張りニスを塗布して装飾。
キャビンはヘッド(WC)がVバース入り口に存るオープン・レイアウト型。
ロープはVバースの天井周りにも張り巡らし、両舷フォアの角では端をコイルしてデコレート。
新調したティーク・トリムのネジ留めの様子も良く分かる。
右舷側サイドデッキ下のバルクヘッド辺り。
キャビン内のクッションも全て新調したそうだ。
両舷ともアーチ下にティークの額入りの写真が掛けてある。アメリカ的ホーム・デコレーション。
左舷側。
ワイングラスの向こうの仕切り板も新調したようだ。
先日書いたようにポートライトは全て新品。バルクヘッド装着の白いスイッチは何かのリモート・コントロールのようだが正体不明。
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尚、ロープワークの習得はセイリングには欠かせないが、ロープを使った装飾品・実用品なども楽しい。例えば decorative rope coiling で検索すると写真も色々出て来るが、興味のある人は自分なりの小物を考えて作ってみるのも面白いかも知れない。
● [例 1] (左側のコラムにある青文字の各リンクをクリック)
● [例 2] (ページ一番下の towel rails, light pulls, rope swing の行にある各リンクをクリック)
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不詳*、1979年製 Tess です。)
*後日註: 086番、旧名 Valentine である事が判明。
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