ヘッスルのファーリング・ラインに沿って左舷側をなぞってみる。
ファーラーは全パーツ一式をキットとして販売している [ファーレックス] ブランド。
プラットフォームにブロックを仕込んでラインをガイドしている艇が多いがこの艇にはそれは無い。
その後各スタンションに仕込んだシーブを通ってコックピットへ。
画面中央上辺から降りて来ているラインはヘッスルのシート。
シートは無論シュラウドの外側を通っている。
シートを取り込んでいるのは前方のシート・トラックのブロック。ヘッスルはジェノアではなくワーキング・ジブらしい。
フリッカでは陸電用インレットの場所はマチマチ。この艇ではコーミング側面、アフト・スタンションとプライマリー・ウィンチの間。
左舷キャビントップのラインはファースト・リーフ・ラインと思われる1本のみ。
( [右舷側] は内側から順にジブ・ハルヤード、セカンド・リーフ・ライン、メイン・ハルヤードと思われる。ステイスル・ハルヤードはマスト留めか。)
メインスルには以前には無かった [レイジー・ジャック] が付けられている。
各ラインの長さやレイアウトからヘッスルはワーキング・ジブ、メインはファースト(シングル)リーフを入れたままと判断したが、いずれも毎日強風の吹く夏のサンフランシスコ湾(特にセントラル・ベイ)に合わせた仕立て。
フロリダで購入してカリフォルニアまで運んだ現オーナーが既に2~3シーズン、SF湾でのセイリングを楽しんでいる様子が見えた。
後日(1月8日)註: このフリッカは現在でもトランサムにフリッカと艇名が入っているものの、名前はザイーダに変えたそうだ。今売りに出されている。オーナーが歳を取り過ぎたためという。
(写真はいずれもPSC製434艇中297番 Zaida、aka Flicka です。)
⇒ フリッカのリグ