2012年1月27日金曜日

セレニティー、エピファン・グロス塗布 #1

1月第2週末全ての下準備を完了、やっと塗れる所まで来たと意気込み、次の週末を含む連続4日間(休み2日+週末)の塗布スケジュールを立てたが、下準備の終わりを待っていたかのように翌日から冬の雨が降り始めた。(サンフランシスコの冬は雨季、これまで雨が降らなかったのは奇跡に近い。)

春が来るまで待つしかないかと半分あきらめていたところ、1月24日(火)は晴れ、今週末までずっと好天気との予報が出た。またいつ崩れるか分からない。晴天が4~5日続くこの機を逃すまじ、と言う訳で24日にベターハーフと二人で1コート目を塗った。

キャビン・ソール(床)は作業上、他所が終わるまで塗れないので後日別スケジュールで行う。





左舷側アフト。

色合いとしてはシンク隣の収納ボックス・カバー(ニス塗り)と殆ど同じに見える。



カボードのドア、アイスボックスの蓋、エンジン・アクセス・カバー、コンパニオンウェイの梯子、その基盤(ビルジ・アクセス・カバー)、テーブルの脚等は全て外し、自宅に置いている。それらは来週1週間かけ、ガレージで4コート塗りの予定。

右舷側アフト。












個室ヘッド(トイレ)内外はティークばかりで作業面積が大きい一方、作業場所が狭く、しかもヘッドや配管のため非常にアクセスし難い箇所がある。塗る面の順番を良く考えて作業することが肝要。

1コート目はエピファン50対シンナー50のミックスだが、蓋付きのペイント缶を使用していてもブラシの出し入れの度にシンナーが蒸発していくので2時間もすると75:25位ではないかと思う程濃くなる。2時間で使い切る量をミックスするか、2時間以上塗る場合、途中で若干シンナーを追加する必要がある。(尚、1コート目は全体を塗るのに夫婦2人で正味4時間、マン・アワーにして8時間かかった。)

参考までに:

● 1コート目のシンナー量が多いのは木地にエピファンをできるだけ深く染み込ませ、言わばその後に重ねるコートの足場を造るため。
● 1コート目が終わった時点で、4コート塗るには1ℓでは足りないのではないかという気がして来た。必要なら少し高くつくが近くのウエスト・マリーンの店に足を運ぶしかない。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのスペック