2010年3月26日金曜日

別のノー'スター

背景には椰子の木。アメリカ艇だが、掲げたコータジー・フラッグ(訪問地の国旗)はメキシコの旗。太平洋岸バハ・カリフォルニアかその南のアカプルコあたりと思われる。いずれにしてもクルーズ先としては申し分ない。(注:このノー’スター製11番艇ライ・ルーはこの後 [南太平洋を周って] からシアトルに帰った。)

この艇はノー'スター製には珍しく、バウスプリットにプルピット・レイルとプラットフォームが付いている。





PSC製に先立つノー'スター製フリッカは1977年までに約20艇が作られたが、細かいところはまちまちで [1番艇?][2番艇][17番艇]、どれを見てもこの艇と比べてそれぞれポートの形やトウ・レイルの下にあるラブ・レイルの位置や形などがちがう。

[18番艇] にはユニークなアフト・キャビンまで付いている。ノー'スター製フリッカのデッキや艤装はウエスタリー社が担当していたが、セマイ・カスタムとして融通の利く生産をしていたようだ。

(写真はノー'スター製20艇中11番目 Hrai Roo です。)
Hrai Roo 航海写真日記
Toucan ホームページ。 Flicka Pics の各ページを参照。

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さて標題とは関係のない、YouTube にあるフリッカ・ビデオのシリーズ第2弾。初回の今日は、たまたま [ギャーフ・リグのノー'スター製フリッカ] 。この艇もバウスプリットにプルピット・レイルとプラットフォームが付いている。

場所はフロリダ。すでに友人に売却してしまった艇だが、いつでも借りられるそうで、この日は親子三代5人でセイリングを楽しんでいる。