2010年3月11日木曜日

薪ストーブ

シアトル近くの235番艇 [Erica] のオーナーが料理にも暖房にも使える薪ストーブの製造販売をやっていることは以前書いた。先日そこに別のフリッカのオーナーが、一番小さいモデル「サーディン(イワシ)」 がフリッカにフィットするか確認したいと、海路立ち寄ったという。

そこで早速、エリカのギャリーにホーローの上塗りのないベース・モデルを置いてみた。

サイズはピッタリのようだ。

実際には下にあるレンジのフタとレンジそのものを取り外してから装着するので、ストーブの脚と台の部分はそのスペースに入るのだろう。





周りをラップされているので分かり難いが、焚き口はインボード(画面右下側)を向いている。排気口はトップのアウトボード側。

円形プレイト部分がいわゆるコンロ。取っ手は脱着自在。(プレイト自体、掃除の時には外せる。)

エリカのオーナー、アンドゥルーが手にしているのはブロンズ製のウォーター・デック(デッキ)・アイアンと呼ばれるもの。



デッキに孔を開け、これを装着し、煙突を差し込む。溝の部分に冷却水が入る。

取り付け場所はもう少しフォアになるかと思うが、ハンド・レイルやラインが走っているので一工夫必要だ。装着部分だけレイルを外すかも知れない。今年のセイリング・シーズン後に装着するそうだ。

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今コックピットをリストア中のフリッカにも [右舷キャビン・トップ] にウォーター・デック・アイアンがある。薪ストーブを使っていたのだろう。

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[ナビゲーター・ストーブ・ワークス] のストーブはサイズに応じて魚の名前が付いている。サイトには装着時・使用時の注意事項を書いたマニュアルのページもあるので参照され度。

(写真はいずれもPSC製434艇中235番目 Erica です。)
フリッカ・ホームページにあるフリッカ・データベース