
フォアワード・ハッチがキャビン・トップではなく、フォア・デッキにある、ビンガムのデッキ・デザインに忠実なノー’スター(Nor'Star)製フリッカ、ハル番号2番。* バウスプリットはPSC製に比べて随分大きい。クリートはその上に付いている。
全434艇を建造したPSC(パシフィック・シークラフト)より前、1970年代に約20艇のハルを建造したのがカリフォルニア州サンタバーバラにあったノー’スター。ノー'スター製フリッカのデッキと内装・艤装は南カリフォルニアにあったウェスタリー社が担当した。*




別艇の [帆走中の写真] で分かるように、ノー’スター製フリッカはフラクショナル・リグだ。* マストを支えるシュラウドのチェインプレイトも各舷2本づつしかない。
写真を撮った者の話では、オーナーは「良い買い手が現れれば手放さない訳でもない」という。
アメリカにはノー’スター製、PSC製、自作艇を合わせ、約500艇のフリッカが居ると推測されるが、方々の家のガレージや裏庭に、陸上保管で眠っているフリッカも多いのかも知れない。
* 後日註: 2012年10月、この艇はノー’スター製2号艇ではなく、『設計者ビンガムの造らせた』 フリッカ2号艇であることが分かった。造船したのは韓国・釜山のヤードだという。尚、『設計者ビンガムの造らせた』 フリッカ1号艇とは言うまでも無く雑誌Rudderで数号に渡りフリッカのデザインが発表された時、フェロセメントでのハルの造り方を紹介するために写真に撮ったアメリカのヤード製の事。
(写真は 『設計者ビンガムの造らせた??』 フリッカ2号艇、韓国・釜山のヤード製という1975年製フリッカです。)
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