2010年3月21日日曜日

MdR のフリッカ - インテリア

ギャリーを中心にインテリアもかなりパーソナライズされている。

画面一等右は通常アイスボックスのあるスペースだが、そこにはオーブン付きのギンボル式プロパン・レンジを設置。



ガラス絵の上には電灯。レンジの上に置いたフタをチャート・テーブルとして使える。

ギャリー前面全体にタオルや手拭いを掛けるパイプ。シンク下のスペースとその左の収納スペースは通気の良いルーヴァー付き扉でカバー。足元に見えるのはもちろん清水用の足踏みポンプ。

奥の棚、下の段は幅をミニマムにし、細長いカウンタートップのフタを置くスペースを作り出している。2口レンジのようにも見えるが、レンジはオーブンの上に付いている。深さ20㎝程のボックスではないかと思う。

レンジとオーブン。











家庭用と比べると小型だが、生活の臭いを感じさせる。リブ・アボードしていた可能性が大きい。

前方を望む。












ポートに付けた日除けと、ハル・イナー間のスペースを収納として利用するためにVバース両側に開けた各弦2個のオープニングが目を引く。

後方を見る。広い。

個室ヘッドのないオープン・レイアウト型だ。






シンプルだが居心地の良い、十分生活のできるスペースだ。

ヘッドはVバースにも見当たらないので、マリーナでは陸上施設、海上ではバケツを使うのだろう。(どんなセイルボートでも長距離外洋航海ではヘッドがあっても使用せず、バケツまたはそれに類したもので用を足す者が多い。ヘッドを海水で水洗すると独特の臭いがヘッドに立ち込める。)

(写真はいずれもPSC製434艇中、199番 Corsair です。)
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