クォーター・バースには [以前見られなかった] クッションが戻されている。
中にはセイル・バッグがひとつ。
さすがにティーク・ストレイクは奥までは張られていない。
フリッカのクォーター・バースの長さは約7フィートで人が横になるのに充分だが、出入りにはちょっとしたコツを要する。しかし、この艇ではその入り口のアウトボード側に特製のシェルフを付けたので実際にバースとしての利用は子供で無い限り難しそうな気がする。ボート・フックを使わなければ奥のセイルの出し入れさえ困難だろう。
標題のインテリアとはかけ離れたフォアから見上げたマストの写真。
マストのフォア側に立ててあるのはウィスカー・ポール。スプレッダーの上にある円いものはマスト・マウントの [レイダー] だ。この高さなら波浪の高い荒れた海でもかなり有効なはず。
中央特製のシェルフに置いてあるのがレイダー・スクリーン。その右はプリンセス・ブランドのプロパン・レンジ。
バルクヘッドにはイクストラの配電盤も付けられている。その横はGPSプロッターだが、画面左端のEPIRBの上にはバックアップ用ハンドヘルドのGPSも乗せられている。アウトボード側、VHFの上にDatamarine 製の各機器(風向風速計、ノット・メーター、デプス・サウンダー)用コントロール・パネルらしきものも見えるが、実際に乗艇して確認してみたいものだ。
尚、昨日の [用途不詳] のコントロールは軽油を燃料とする [エスパー室内暖房機] 用と判明した。
(写真はPSC製434艇中412番目 Dulcinea です。)
⇒ フリッカのリグ