この艇はトレイラーに載っていたので新オーナーはテキサスまでそのまま引っ張っていった。室内のティーク張りなど現在作業中の写真が何枚か有る。
自作艇としてオーナーが工夫したところは多々あるが、その一つはハウス前方がフォア・デッキへ斜めに伸びていること。
フォア・ハッチはその傾斜部分にあるので、ハウス前方にポートライトを付けなくてもこのハッチから前方確認が出来る。
真ん中のティークは引き出しのフェイス。その引き出しを取り外すと、前方の観音開きのドアを開けることが出来る。それだけではない...
引き出しで隠されていた両側部分にも夫々ドア付きの小さなコンパートメントが有るのが見えるだろうか(写真はクリックして拡大)。
ここだけではない。この艇では艇全体に渡りスペースを有効利用しようというオリジナル・オーナーの [創意工夫] が見られる。
Vバースのソール(床)はオリジナル・オーナーの手で既にティークが張られていた。
これは新オーナーがバースのエッジにトリミング・レイルを装着しようとしているところ。ソールとの間の壁部分もティークでカバーする予定と言う。
(写真はミシガンで建造の自作フリッカです。)
⇒ フリッカ・ブローシュア(14頁版)