旧型モールドなのでコンパニオンウェイの切り込みが深く、ステップは2段。オープン・レイアウト型で個室ヘッドはない。
STB側ウェット・ロッカーのスペースには後付けの棚。その棚に付いているのはDC/ACインヴァーターのようだ。
コックピット・クッション3枚をポート側クォーター・バースのクッションとして兼用している。
ギャリー正面、手摺り兼タオル懸けの後ろに見えるのはプレッシャー・ウォーター用のスイッチだろうか。
中央のドアの下には一等大きい蛇口用と思われるフット・ポンプも覗いている。そのドアはともかく、左の引き出し(上)とドア(下)のフェイスはPSCのスタンダード。
左のレンジはプロパンか天然ガス。
アウトボード側のスペースは簡素な設定だが、使い易そう。
左の埋込型ボックスは興しろい。沈んでいる部分は通常デッド・スペース。そこを有効活用したところにオーナー・コンプリーション風の粋を感じる。
アイス・ボックスの蓋もファクトリー・スタンダードの1枚式、2枚式のいずれとも異なる。
断熱用の厚みは確保しているのだろうが、開けたところも見てみたい。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1983年製のフリッカです。)
⇒ フリッカ・ホームページのフリッカ・データベース