このフリッカは去る8月この [ブログ初日] に登場した艇だ。
日にちは違うが、係留ラインの取り方からして、恐らく同じムーアリングに係留中の写真。
だが今日はドジャーの話。見ての通り、このフリッカのドジャーはコックピット前半分も完全にカバーするフル・ドジャー。
SF湾で20ノットの風で艇速5.8ノットのビームリーチ、3フィートの波がウェザー側、進行方向2時~2時半くらいの角度から来ると、時たまスプレイではなくバシャ~ンとスプラッシを被る。その時スプラッシが何処から入って来るかと言うと、ちょうどコックピット・コーミングが前方でカーブしたあたり、つまりサイドデッキの終わりの部分から、スターン・プルピットの前の脚のあたりまでの空間からだ。
まわりくどくなったが、このドジャーならそういうスプラッシを殆ど返してくれそうだ。ドライなコックピットは良い。ただ、メインシートがミッドブームにセットしてある我が 『セレニティ』 では一工夫しないと、こういう大型ドジャーは付けられない。
その他のフリッカ・ドジャーの話は [こちら] にも。
(写真はいずれもPSC製434艇中373番目 Windfiddler です。)
⇒フリッカ・ホームページのフリッカ登録データベース