2009年2月14日土曜日

エリス

揚げたセイルがかろうじて形になっている程の微風。帆走というよりは漂っていると言った方が正確だろうか。

ここは海でも湖でもなく、オハイオ・リバーという河。流れは2ノットくらいあるのかも知れない。潮流のある湖、といった感じだろう。

大河は昔から交通に使われて来た。大西洋往復や世界一周をして来た帆船たちすらテームズ河をロンドンまで上り、アドミラルティに帰着報告した。







ドラフト(水面下の深さ)が1メートルもないフリッカはこのような大河はもちろん、浅瀬の多い海域でも活動範囲が広い。


(写真はPSC製434艇中420番目 Elise です。)
フリッカ登録データベースにある同艇の紹介