2011年3月8日火曜日

配管: エンジンの排気排水ライン

周知の様にエンジン排気ラインとエンジン冷却水排水ラインは1本化されている。

画面下部、1GM10 エンジンのSTB側、シリンダーヘッドからの排気ラインにエンジン冷却水排水ライン(細く黒いホース)が相乗りするミキシング・エルボー。

ミキシング・エルボーで混合された排気・排水は黒いホースを通ってウォーター・ロック(マフラー)へ。







ウォーター・ロックはマフラーであると同時に名前の通り、艇外からの海水の逆流を防ぐ。

ウォーター・ロックを出ると赤黒のまだらのホースになってスターン方向へ。















ポート側の壁に沿ってスターンに到達すると喫水線より出来るだけ高く上に上る。






上るスペースはコックピット後方の壁の中。上った後エンジン・ダッシボード下を横切りSTB側(画面左)へ延びる。



エンジン・ダッシボード裏。ダッシボード下をホースがSTB側(手前)へ横切っている様子。














STB側コックピット・ロッカー内に到達すると降下してトランサムのブロンズ製スルーハルに接続する。





交差している黒いホースは手動ポンプを出てこれも一度上にループした後下に降りて来るビルジ及びホールディング・タンクからの排出ライン。

この後は3月5日の [4~5枚目の写真] を参照。

(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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