このテーブルは以前にも [登場した] が、今日はその細部を見てみよう。
脚はキャビンにあるドロップ・リーフ式テーブル同様、脱着の簡単な差込み式。
スターンの垂木も脱着式で [ジュビリーのもの] にそっくりだが、装着方法がちがう。
まず、テーブルを掛ける金具がジュビリーのもののように袋式ではない。
この金具、普通なら90度回して立てた状態、つまり木ネジで留める部分が下に来るようにして使うものではないのだろうか。この状態でテーブル側の金具とどう噛み合わせてテーブルを固定できるのか、疑問が残る。
スターン・プルピットへの装着はジュビリーのラニヤード(細紐)式に対し、白いクランプ式。
クランプで取り付けると、垂木もプルピット・レイルの柱の角度通りにピッタリ固定される。レイルの柱は垂直ではなく、僅かだがスターン方向へ傾いている。それがテーブルが下へずり落ちない理由なのかも知れない。
(写真はいずれもPSC製434艇中340番目 Toucan です。)
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