クォーター・バースにセットしたテーブルは昨日見たコックピット・テーブルそのもの。このようにチャート・テーブルや料理時の補助テーブルとしても使える。
上に乗っているのはコックピット・テーブルとしてセットする時の脚。
(コックピット・テーブルの脚はおそらく金具の突き出した方を下にする。金具がコックピット・ソール上のティーク・グレイトに開けた穴に収まる。)
ギャリー側エンドはコックピット・テーブルとして使う場合と同じ金具の組み合わせ。
すり抜けないように金具の装着角度を微妙に調整してあるのだろうか。
アウトボード側アフト・エンドを引っ掛けるアーム。構造から見て上にスウィング・アップさせて収納出来るようだ。
(尚、後ろに見えるハルの内壁はファイバーグラス層が剥き出しになっているが、これはその上に張ってあった薄いカーペットのような生地を剥がして、内装をやり直す作業中のため。)
インボード側サポートは、壁からスウィング・アウトして来る。
トップには一見閂(かんぬき)に見える、上から何かをカチッと受け止めるための金具が付いている。筒の中にボール・プランジャーが相対して嵌めこまれているようだ。テーブル側には何が付いているのだろう。見てみたいところだが、その写真がない。(*)
クォーター・バースにもライトが点く。長距離航海時には一番寝心地の良いバースなのであると便利だろう。
* 後日註: この留具はフリッカの扉で使われている [ダブル・ボール・キャッチ] であることが分かった。
(写真はいずれもPSC製434艇中340番目 Toucan です。)
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