2010年2月23日火曜日

ハンドヘルドのGPS新調

昨年まで4シーズン使ったマジェランのハンドヘルド型GPSが使用不能となったので、ガーミンの72H型を購入した。















カラー表示でもなく、上級機種や据え置き型のように様々な機能も付いていないが、SF湾や西海岸沿岸のナビにはこれで十分だ。

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以前のマジェラン製もハードウェア、ソフトウェアを含め、GPS機能そのものが壊れた訳ではない。LCDの液がスクリーン内部で漏れてインクのように広がり、表示不能になっただけ。

ほとんど2シーズン、何の不具合もなく機能した(出航日数75日)。ところが、2シーズン目の終わり頃、GPSが太陽に当たった時スクリーン表面の内部に結露が見られるようになった。結露は一日の終わりまでには消える。

3シーズン目、結露が消えるのに時間がかかるようになる。シーズンの終わり頃、スイッチを入れた時、突然画面全体の表示が極端に薄くなり、大変見難くなってしまった(出航日数110日)。斜め下から見ると何とか読める程度。が、GPS機能自体には何の問題もなかった。

4シーズン目、どのくらい持つものだろうとそのまま使い続けていたところ、うまくした(?)もので、風の落ちたシーズンの終わり、11月末に、画面内に真っ黒なインクを流したようにLCDの液が広がり、全く用を成さなくなった次第(出航日数150日)。

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カリフォルニアは1年を通して日本では考えられないほど昼と夜(早朝)の寒暖の差が大きい。冬季は特に結露しやすい。家もそうだが艇内はもっと結露しやすいようだ。それが影響しているのだろうか。

この新しいガーミン製は防水だ(マジェラン製もそうだったと思う)が、これからは使用後毎回家に持ち帰り、布などに包んで室内の温度変化の少ないところに置くようにしてみたい。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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