2010年2月6日土曜日

コックピットのないフリッカ 2


ポートサイド(左舷側)アフトからフォアを望む。天井の白いものはフリッカ特有の、マストの荷重を支える分厚いアーチ。



この艇はそのアーチの真ん中に孔を開け、マストを通し、マストはキールにステップしてある。

フォアからアフトを見る。画面奥、改造したためコンパニオンウェイのオープニングがいかに小さくなったかが分かる。



この艇も天井は板張りだ。

現オーナーは2008年1月購入後、時々マリーナに来ていたようだ。







何回か出航もしたらしい。船外機はホンダ8。それにしても3000ドルとは良い買い物だ。

横になっているこのスパーはヤードと呼ばれ、四角いセイルの上辺に位置するもの。ラグセイルなのでブームはない。



昨年いっぱい別のセイルボートのリストアをしていた現オーナーも、今年に入ってフリッカをソーサリートからナパまで回航し、すでに上架してコックピットを復活させる作業を開始した。

ラグセイルのマストはヤードをクレーン代わりにして起倒できる。








(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980年製フリッカです。)
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