
オーナー・コンプリーション・ボート(キット・ボート)らしく、キャビン内クッションもスターボード・セッティーに自作のものがひとつあるだけ。
ギャリー・シンク下にドアは無く、レンジ下の引き出しも無い。

同じ1981年製のロアン(Roane)やキャサリン(Catherine)同様、ヘッスルもメインもタンバーク色だ。

ヘッスルはハンク・オン式のワーキング・ジブかジェノア。タック・ペンダント(ジブ・アウトホル)を使ってできるだけプルピット・レイルをクリアー。

ベルはフォグホーン(霧笛)の代わりに警鐘として使うのだろう。[シップス・ベル] は昔の帆船時代にはウォッチ交代などの時間を知らせるために不可欠だった。
しかし、これはベルではなく、ベルの形をしたエアー・ヴェント(通気孔)のカバーが正解ではないだろうか。悪天候時はこの2段になったカバーをキャビントップに引いて密着させると思われる。
(写真はPSC製434艇中173番目 Viviana です。)
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