フリッカは1980年代半ば以降、ヤンマーの船内機を搭載している艇が圧倒的に多いが、それまでは逆に船外機仕様のものが多いようだ。特に70年代生まれのフリッカにはそれが顕著だ。
コックピット最後方には燃料のポリ・タンクを置く場所が設定してあり、その上にファイバーグラス製のカバーを置くようになっている。
そのカバーはポリ・タンクの上に乗っかって納まるのではなく、両脇がコックピット・シートの壁に仕込まれた出っ張りに引っかかって水平にストップするようになっている。
このアングルからだと分かりやすい。
コックピット・シートの壁に仕込まれたこの出っ張り(レッジ)は、船内機仕様のフリッカでもそのまま残っている。⇒ [リンク先2枚目の写真参照]
これを利用してコックピット・ベッドのためのベースの板を置いているオーナーもいる。⇒ [シアトルのフリッカ]
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数艇名未確認、1980年製、メキシコにいるフリッカです。)
⇒フリッカ・ホームページ