1980年代フリッカの標準装備プロペラは固定式2枚羽根だ。(90年代でもそうだったかも知れない。) 3枚式固定羽根はオプションだった。
帆走中、少しでも水の抵抗を少なくするために稼動していない時は羽根を折り畳んでいるフォールディング(* )プロペラ。これにも2枚式、3枚式とあるが、今日は3枚式の話。
3枚式の利点は2枚式に比べて推進力が強く、特にバックの時にパワーがあること。
この写真はこの3枚式の利点と、水の抵抗を少なくするフォールディング(* )プロペラという利点を兼ね備えた、イギリスのダーグロー社製JFプロペラ(設計はスウェーデンらしい)。詳しくは [こちら](**)。問題は値段。1個$1500位だが3個以上まとまると20%割引してくれるらしい。
* 後日註 1: このダーグロー社製品は羽根を折り畳むフォールディング式ではなく、抵抗を少なくするために羽根の向きを変えるフェザリング式の様だ。
** 後日註 2: 2014年5月にチェックしたところダーグロー社サイトからJFプロペラというブランドは消えてしまっている。同型はリンク先から Propellers > FeatherStream をクリック。JF から FeatherStream になって、羽根部分がブロンズではなくSS製になった様だ。
(写真はPSC製434艇中423番目 Caraway です。)
⇒キャラウェイ・ホームページ