2009年3月5日木曜日

プロペラ・アパチャー

初期の船外機仕様のフリッカには船内機仕様フリッカの様なプロペラ用に切り込んだスペース、アパチャーがない。

この1980年製の艇にはアパチャーがある。

1979年頃にPSCがハル・モールドを自社で作り直した時からこうなったのだろう。


この艇にはアパチャーはあるが、プロペラ・シャフト用の孔は開いていない。アパチャーのない船外機艇を船内機仕様に変えるのは大変だが、この写真の状態のものを船内機仕様に変えるのは可能で、実際にその転換をしたオーナーもいるという。

しかし、USヤフー!フリッカ・グループのオーナーたちの間では、船内機艇に乗っている人は船内機艇が良い、船外機艇の人は船外機艇が良い、と思っている人が多く、コンバート例は極めて少ない。しかしヤンマーが壊れたのを機に、船内機に比べ値段の安い船外機を購入して走る人たちは見受けられる。

アパチャーのない船外機フリッカのハルは [こちら]

(写真はいずれもPSC製434艇中、番数艇名未確認、1980年製、メキシコにいるフリッカです。)
USヤフー!フリッカ・グループ