2009年3月18日水曜日
ゴーイング・アロフト
マストに登ることをゴーイング・アロフト(going aloft)という。家屋にも「ロフト」付きのものがあり、上に登るが、同じ語源だ。
このフリッカは昨日の写真と同じ艇。マストに [マスト・ステップ] が付いていないので、コックピットに居る男がウィンチを使ってボースンズ・チェアに乗った男をハルヤードで吊り上げている。
フリッカのマストはPSC製のスループで喫水線上30フィート11インチ(9.42m)の高さ。ノー’スター製スループはそれより2フィート程高いが、中・大型艇ではくぐれない橋の下もくぐれる時があるかも知れない。
先週末、今シーズンに備えてハルとデッキの本格的清掃後 「ニューグラス2」 を塗布し、またキャビン内のティークにはレモン・オイルを塗ったが、そういう作業をする時も、しみじみ小型艇で良かったと思う。尚 Newglass2 はワックスではない。強いて言えば、女性が爪につける無色透明のマニキュアみたいなものだ。似た製品にポリグロウ = PolyGlow というものもある。新艇ではなく、経年3-4年以上のファイバーグラス艇に使う。ワックスのように頻繁に塗布しなくても良い。
(写真はPSC製434艇中、366番目 Scout です。)
⇒ フリッカのスペック