2009年3月21日土曜日

クルージング・スピネイカー

スピネイカー・ポールなしで帆走できるクルージング・スピネイカー。普通のスピネイカーとちがい左右対称ではない。普通のセイルのようにラフ(前方の辺)が決まっているので、ポールなしでもOKな訳だが、その形からアシメトリカル(非対称)スピネイカー、略してAspinと呼んだりする。

UK(今はUK-Halsey)製のものはフラッシャーと呼んでいるようだ。






クルージング・スピネイカーはダウンウィンドのランの時だけでなく、このように幅広いポイントで使える。

また、風が弱い時に揚げるセイル、ドリフターの代わりとしても重宝する。どちらも生地が薄いので風を孕みやすい。



この日、風はどのくらいあったのだろう。3ノットくらいか。

フリッカではクルージング・スピネイカーのタックは、バウスプリット先端のクランズ・アイアンの上のヒレにある二つの孔の中、前方の孔にペンダント・ライン(この写真では右下のライン)を使って付ける。クランズ・アイアンの後方の孔はフォアステイ用。








(写真はPSC製434艇中373番目 Windfiddler です。)
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