
キャビン内のニーとバルクヘッドがマストの荷重を支えている。(PSCは1977、78年頃に生産開始。)

この造りとコックピットの大きさそのものが当時の30フィート級のクルージング艇(例えばアメリカで最初にファイバーグラス艇を造り始めた、オレゴン州ポートランドにあった 『キャスケイド』 製ヨット)に大変似ている。
スターン横のスクロールワークはバウのものと同じ。
この写真で興しろいのはセイルを降ろしている時やリーフを入れる時にマストを載せる特製(?)のブーム・ギャローズ。横木の色が暗くてこの写真では見づらいが、通常アーチ型のギャローズが水平の角型。しかも前後のサポートのないパイプ・レールの上に立っている。
上からの荷重だけなら大丈夫だろうが、前後からのあらぬ衝撃には耐えられないのではないかと心配だ。

第二次大戦中、ハワード・ヒューズが 『スプルース・グース』 という747よりも大きなプロペラ機を造ったのも同じ材木だった。
(写真はいずれもノー’スター製20艇中、番数未確認、1975年製 Oemai です。)
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