この艇はこれまでも度々登場したフリッカ・ホームページ管理人アンガスのフリッカ 『キャラウェイ』 。
ファクトリー製より30cmほど長い特製バウスプリットをつけているので、ヘッスル(これはジェノア)も大きくできる。
メインスルとポール出ししたジェノアのウィング&ウィングで追い風を目一杯受けて、快調にランしている。
こちらはジェノアを巻き、代わりにステイスルを揚げ、クロース・ホルドで風上に向かう同艇。このステイスルはイナー・ステイにハンクするのではなく、セイルのラフ(先端の辺)にステンレススティールのワイヤが入った、いわゆる『ワイヤー・ラフ』のステイスル。
通常このタイプのステイスルはハルヤードをキチッと引っ張っても、ハルヤードの伸びのため今ひとつ張りが足りず、パフォーマンスに影響する。
そこでアンガスはこのセイルのため [ダイニーマ(Dyneema)] のハルヤードを購入した。これで思い切り張り上げることができるようになり、上り角も稼げるようになった、という。バルクヘッドにある風向計(アパレント・ウィンド=見かけの風の角度)を参照 = 写真はクリックすると拡大。
(写真はいずれもPSC製434艇中423番目 Caraway です。)
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