ウェザーに洗われた [1年半程前のデッキ] と見比べてみよう。
ティークはオイルを染み込ませた布で拭いていくだけで生気を取り戻す。
ティークは内部に自身の自然のオイルを保っているので表面に 『ティーク』 オイルとして市販されているもの(中味はタング・オイル等)を塗らなくても腐らない。
白っぽくなったままの状態の方がソールティーに見えて良いと言う人も少なくないが、オイルを引いたばかりのティーク・デッキも悪くない。
オイルを引くと製材したばかりのティークのような色合いと肌触りが甦る。
フォアデッキは無論、フォアワード・ハッチ、シーフッド、トウ・レイル、サイドデッキ、コーミング・トップ、コーミング・ボックスのティークは全てオプション。どこをティークにするかは注文時に選べた。これ程ティークの多いフリッカは極めて少ない。
尚、この艇には方々にトップガンかサンブレラ生地のカバーが見られる。コンパス・カバーも然り。
左舷側バルクヘッドの各ディスプレイも、スターンのエンジン・ダッシボードも同じ生地のカバー。
シート・クッションやコックピット・ソールのティーク・グレイティング(スノコ)で乗り心地も良いだろう。
(写真はPSC製434艇中412番目 Dulcinea です。)
⇒ フリッカの歴史 (History of the Flicka)