本日の写真はノー’スターやPSCがフリッカを生産し始める以前の1973年に造られた自作艇(カスタム・オーダー艇) [フリッカと言う名のフリッカ] から見たチェサピーク湾の夕陽。
平たい海に錨を降ろして眺める夕陽は格別。
チェサピーク湾と言えば [ブルー・クラブ] 。サンフランシスコの [ダンジェネス・クラブ]、ハサミの部分を食べるフロリダの [ストーン・クラブ] と並んで何度でも口にしたいおいしい蟹だ。
無論茹でれば赤くなるが、釜で茹で揚がったばかりのものをウェイトレスが大きなザルに入れて運んで来てそのままテーブルにバサッとひっくり返し、ナプキンと紙エプロンで身を守った客たちが木のハンマーで殻を割って食べるおいしいレストランが昔サンタモニカにあった。茹でた直後にまぶした塩と香辛料が利いていて、時折白ワインや甘いコールスローを口にして中和する。毎日メリーランドからブルー・クラブを空輸し、その名もメリーランド・クラブ・ハウスという名前の店だったが21~22年前のある日突然店が無くなってしまった。
この風景を見てつい思い出してしまった。いまでもよだれが出てくる。
(写真は1973年製の自作フリッカ Flicka です。)
⇒ フリッカ・ニューズレターのページ 最近は写真やレポートなどを皆んなブログやフリッカのグループサイトで発表・報告するので新しい号はここ2~3年発行されていないが、アーカイヴは楽しめる。