錨泊頻度の高いシアトルのフリッカ 『トゥーカン』 には揚錨作業を楽にするウィンドラスが付いている。
クリックして拡大すると分かるが、その設定位置と方法がユニークだ。
フォアデッキ右舷側のハウザー・パイプ(アンカー・ロードをチェイン・ロッカーにしまうための孔)の真上にSS製プラットフォームを設置し、その上に装着してある。これならチェインやラインが自然に無理なく出入り出来そうだ。
プラットフォームのインボード側はバウスプリットを固定するためのスルーデッキ・ボルト用SSプレイトと一体化されている。
フォアピークにあるチェイン・ロッカー。
ロードはチェイン+3ツ撚りのナイロン・ライン。
繰り出すロードは通常50フィートというから錨泊地の水深はいつもおよそ5~10フィート位なのだろう。
ちなみにこちらは同海域の [NOAA オンライン・チャート] (チャートをクリック、または下の+-をクリックしてズーム出来る)。
(写真はPSC製434艇中340番 Toucan です。)
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