2011年1月24日月曜日

ライフライン 4

いよいよ交換の時が来た。まず古いライフラインを取り外す。

フリッカのライフラインは途中にゲイトなどなく、1本のラインの両端に金具(バウ側ターンバックル、スターン側ペリカン・フック)が付いているだけの簡単な物。どちらかの金具を外せば全体が抜ける。

ターンバックルやペリカン・フックを回してライン・エンドのネジ付きロッドから外せばラインはスタンションの丸孔を通り抜ける。しかし手付かずで26年半経過したターンバックルはネジがシーズ(固着)してしまって回らない。

ペリカン・フックのロック・ナットもシーズしていた。

レンチで回そうと力を入れたら、この通り。ナットの一片がもろくもポロリと落下した。






防錆潤滑剤WD-40などを吹き付け浸透するのを待ってから回すと回ったかも知れない。しかし長い歳月、マリン環境での劣化は激しい。交換を先延ばしにしなくて良かった、としみじみ思う。

ナットの残りをレンチで軽く叩くと全部ポロポロ落ちた。そこでペリカン・フックを回して外す。





幸いにもペリカン・フック自体はシーズしていなかった。この旧式ペリカン・フックは使い勝手が悪く、SSレイルへの脱着には毎回苦労させられたが、実に長い間用を足してくれた。

ラインの引き抜き開始。











3本のスタンションの丸孔もすんなり通り抜けていく。









ターンバックルもレイルから外し、ラインを円くコイルしてまとめようとしているところ。






ラインが途中一箇所錆付いている。何か鋭利なものでカバーが半分カットされた痕がある。

ポート側のライフライン(セレニティーには各舷1本づつしかない)を外し終わったところ。






この後スターボード側も同様に外し、新しいライフラインの装着に入った。

(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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