2011年1月10日月曜日

エンジン・ハッチのガスケット 2

今日は [一週間前にセット] した硬いシリコン・ラバー製ガスケットに重なるように柔らかいフォーム・ガスケットを装着する。

下の写真は一週間前にセットしたシリコン・ラバー製ガスケットだけの状態。キャビンからエンジン・ルームをスターン方向に覘いたところ。

正面、赤っぽいガスケットとハッチ・カバーの間に隙間があるのが見えるだろうか。






キャメラのフラッシ無しで撮影。デッキから洩れた光が見える。








ポートサイドにも同様に隙間が見える。










さらにレンズをバウ方向に向けてみると、ここも然り。

結局光が洩れていないのはスターボード側だけだった。



この隙間は前回書いたように、ハッチ・カバーの裏側が均一に平たくなっていないために生まれるようだ。今日はその隙間を無くすためフォーム・ガスケットをハッチ・カバー裏に接着する。

隙間の無かったスターボード側も含み、一応全周に接着。








使用したフォーム・ガスケットはホーム・センターで売っている家のドアや窓用のもの。ウェザーストリップと呼ばれる。厚さ1/2インチ、幅3/4インチ、長さ10フィート。

裏に接着剤が塗布してある。

(値段は約4ドル。ウエスト・マリーンで売っている品の1/7以下。)



フォームは柔らかいので凸凹の形に対応して隙間を無くしてくれる。

フォーム・ガスケット接着後の撮影。スターン側。

光の洩れは無い。






ポート側。













バウ側。

(キャビンからの光がキャメラに反射してハッチ・カバー裏に当たっている。ガスケットからの洩れは無い。)


フラッシを焚いて撮影。












赤っぽいシリコン・ラバーの上に薄くなったグレーのフォームが見える。(一等上の写真と比較され度。)

シリコン・ラバー製ガスケットをセットしただけの時点でもコックピットにホースで水道水を撒いても水漏れはなかったが、本日はバケツでザブンと水を流してもリークしないことを確認してガスケット交換作業を完了。

尚、ネジは何とかきつく留められる状態。フォームがヘタって来るともっと深く締まるようになる。





(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページの歴代カバー写真