昨日インテリアを覗いた 『ドリーム・キャッチャー』。名前の由来はインディアンの夢捕獲網だ。コックピットから見ると、シュラウド、ステイ、ハルヤード、レイジー・ジャック、フォアデッキ両舷のセイフティ・ネットなど、諸々のラインの織り成す光景がドリーム・キャッチャーを思わせるのでひらめいたのだそうだ。
係留中のオーニング。ブームを利用した日よけテントそのまま。
その下にドジャー用フレーム、スターン・プルピットの上にはどうも他のオーニング用のフレームが付けられている。以前、このパイプの型のオーニングを付けていたのだろうか。
ラダー上部の木製チーク(ホオ)のカバーは分かるが、スウィム・ラダー(ハシゴ)の真ん中部分にあるカバーは何だろう。ステンレスパイプの横棒に装着した木のステップを保護するためかも知れない。
フォアワード・ハッチの上を覆う小さなオーニング(テント)もこちらではポピュラーだが、日本ではどうだろう。
フリッカのハルは白、淡いベージュ、濃いグリーン、青、紺、赤が多数をしめる。グレーも見かけるが、このような茶色は知る限りこの艇だけ。
PSCは1983年に新しいデッキ・モールドを使い始めたが、この艇がその最初の艇とも言われる。少なくともオーナーのバートはオリジナル・オーナーから代々言い伝えられてきたのか、そう信じている。
(写真はPSC製434艇中261番目、Dream Catcher です。)
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