2009年1月9日金曜日

ラダーとキール間の隙間のカバー

今日のイチマイは地味な一枚だ。普段あまり目につかない代物。

ロブスター・ポット(イセエビ漁のかご)を仕掛けてある海域に入る艇は海面のブイ(浮き)と海底のポットを結んであるロープを引っ掛け、難儀をするという。日本でも各種海産物の養殖・養魚場近辺で苦い経験をした人も少なくないだろう。

ロブスター漁のメッカ、メイン州のこのフリッカはキール・エンドの底部にヘラ状のフェンダーを付け、ロープがラダーの先端に引っ掛かからないようにしている。


良く見ると分かるかも知れないが、実はこのフェンダー、セイル・バトンの切れ端をファイバーグラス+レジンでキールにくっ付けたもの。効果抜群だそうだ。

それにしても白い船底塗料は珍しい。Micron のボトム・ペイントでもホワイト、グレー・ホワイト、シャーク・ホワイトとかあるから船底塗料にまちがいはないが、白を選ぶ理由は何なのか興味がある。ピントル+ガジョンにも塗ってある。これで電蝕を防ぐつもりだろうか。

(写真はPSC製434艇中366番目 Scout です。)
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