確か1ヶ月程前だったか、トレイラー付きで売りに出ていたメイン州のフリッカ、ヴァキータ。
自宅バックヤードらしき風景。
バウスプリットを含むバウ・プルピット・プラットフォーム、トウ・レイル(ブルワークス)のキャップ・レイル、メイン・ハッチなどに青いヨット・ペイントを塗布。
コックピット後部に見えるのはブームを乗せるブーム・ギャロウズ。
下の写真を見るとコックピット・コーミング上面に張られたティークとコックピット・ソール(床)に置いたティーク製グレイティング(スノコ)はさすがに生のままで、足が滑らないように注意している様子。
メイン・ハッチの形状を見るとこの艇が旧型デッキ・モールドによって造られた1983年前半以前の艇であることが分かる。
左舷側から見たところ。
ポートライトは80年代のフリッカに良く見られるブロンズ製の陸上競技トラック型楕円形。
バウのステム上部には航海灯用の窪みが造り込まれている。ハル・モールドはデッキ・モールドより早く新型になったが、この航海灯の窪みはとりもなおさずこの艇がハルもまだ旧型モールドを使って造られたことを示している。ちなみにこの艇は1981年製だそうだ。
船内機仕様艇。
搭載エンジンはヤンマー1GM。
トレイラーはまだ比較的新しい様だ。
スペア・タイアはトレッドからして一度も使われたことが無い様子。
恐らく4本のタイヤも似た様なものだろう。シーズンの初めと終わりに何度かローカルの短距離を走っただけではないだろうか。
尚、取引には左舷横に置いてあるインフレイタブルのディンギーも含まれていた。
(写真はPSC製434艇中、番数不詳、Vaquita II です。)
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