2015年7月7日火曜日

セレニティー 7月4日土曜日の風 (Videos)

独立記念日、7月4日の土曜日。この日の予報は8~12ノット。しかし今年はそういう予報でも殆ど裏切られているので、この日もドリフターを仕込んで出航。ところが驚いたことにマリーナ出口に近づくと15~17+ノットも吹いているではないか。メインスルはカバーすら外していない。ヘッスルはジブの上にドリフターを乗せているのでジブを揚げるとなると手間がかかる。やっかいだな、と思いつつとにかく外へ出た。



南風が12ノット程に落ち着いた0.2マイル地点でヘッドアップして(バウを風上に向けて)ドリフターを揚げる。北~北東1マイル沖の艇たちを見ると殆どヒールもしていないのでドリフターでちょうど良いだろうと判断。2:30PM を過ぎてから仮に15~17ノット吹いてもこのドリフターは20+ノットの風も体験したことがあるし、大丈夫だろうという判断。ところが揚げて間もなく風はどんどん弱くなり、0.3マイル地点ではご覧の通り殆ど無風状態。風向もあっちへこっちへと変わり目まぐるしい。



5~6分待って状況に変化がないのでエンジンをかけ機帆走で北東に向かう。先刻北東1マイル沖に居た艇たちが結構な足で帆走して行くのが見えたからだ。



0.5マイル地点でデッド・スポットを抜けた。風はまだ3.7~4.5ノットだが風向がおよそ東からに安定して来たのでエンジンを切って帆走。針路30度。

ここで北東方向前方にいる艇たちがポート・タックで走っているのが見える。もう少し行くと風は北西に変わる様だ。夏のSF湾は北西~南西(特に西~南西)風が定番だ。希望が持てる。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのリグ