2015年7月5日日曜日

ワシントン州の1978年製フリッカ

どうもアンカーをバウからではなくSTBサイド中腹から下ろして錨泊中の様に見える。ポートライトは真円形。

右舷側バウ・チョっク辺りに大型クリートを設置してあるのが目を引く。

恐らくポートサイドにも同じ物を仕込んでいるのだろう。





フォアデッキには日本のアキレスの品と思われる少し古い型のインフレイタブル・ディンギー。長さ約8フィートだがフォアデッキに膨らませたディンギーを載せているフリッカは初めて見た。載せようと思えば出来るものなのだなと感心。揚げ下げにはステイスル・ハルヤードを利用するのだろうか。

バウスプットは昨年スプルース材で新作。スタンディング・リギングも換装用に新品のセットを用意しているそうだが換装自体は未だ。また個室ヘッド・スペースはあるもののヘッド自体は無いそうだ。エンジンは1GM10。

この艇は2週間程前、craigslist シアトル版に載っていた。過去1年この若者がリブ・アボードして来たと言う。今回売れなかったらこの艇で外洋航海をするつもり、との事だったがどうやら売れてしまった様だ。

(写真はPSC製434艇中、番数・艇名共不詳、1978年製のフリッカです。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。