同土曜日、例年どおりデッキにニューグラスII を塗布。
塗布後はピカピカに光る。
しかしニューグラスII の塗布も他の全ての塗料同様、最も大切なのは下地の準備。
洗剤を付けてノン・スキッド部分をブラシでゴシゴシ洗った後、その方法では汚れの落ちないノン・スキッドの無い平面部をメラミン・スポンジで隈なく清掃。メラミンでないと落ちなかったのは古いスキッド・マーク(靴やラインが擦れた跡)や油性の物が飛んで来て付着し染み状になった汚れ、中でも一等広範囲に被っていて時間を取ったのが微粒子状の陸からの土ぼこりがこびり付いた状態のもの。
今オフ・シーズン雨が極端に少なかった事、またマリーナの緩衝帯の一角で大きな樹木を何本も切り倒して他種の小さな苗木に植え替えたため緩衝帯の向こうの土ぼこりがマリーナに吹き込みやすくなり艇に被さる日が多かった事が影響している様だ。
またこの日はあまりにも好天のため、落ちた汚れを直ぐ水洗しないと汚れの流れた跡がまた汚れとして固まってしまう程だった。
水道のコックとデッキを何回も往復しながら3時間かけてようやく清掃を完了。続くニューグラスII の塗布は2層塗りで約2時間。
夏場のシーズン中は毎週水洗するので汚れは付着し難い。
このオフ・シーズンは半年で2回しか水洗しなかった。定期的に洗っていたら下地準備ももっと楽だったに違いない。
来たる3月最終週末はハルを清掃しニューグラスII の塗布を行う。
尚、以前にも書いた様にニューグラスII はジェルコートに塗布するもの。Awlgrip などで塗装しているハルやデッキはワックスでケアーされ度。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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