2014年3月7日金曜日

1984年製フリッカのコックピット

良く整理された居心地の良さそうなコックピット。

セレニティーと同じ84年製だが、メインシートはブームエンド型で、スターン・プルピット・レイルをトラヴェラー・トラックとして使用している。

そのメインシート、ならびに他のラインは係留時実にキチンとコイルされハングされている。

ソール(床)にはティークのグレイトが置かれ、コーミング・トップにもティークの踏板がある。

右舷クッションの下にもティークが見える。恐らくコックピット・ロッカーの蓋はファイバーグラスではなくティーク製なのだろう。



スターンの壁のエンジン・ダッシボードもティークのトリム付き。プレキシグラスのカバーも付いている様だ。果たしてこの一式もファクトリー・オプションだったのだろうか。

またエンジン・ストッパーのノブはコックピット・ロッカーの中ではなく、蓋を開けなくてもすぐに操作できる様に外に出してある。長いコックピット・クッションもあるのでこの設定の方が楽で安全だろう。

尚、セレニティーでもコックピット・クッションとティークのグレイトが欲しいと思っているところだが、グレイトは前後の2ピースに分かれたタイプにした方が使い勝手が良いのではと考えている。

(写真はPSC製434艇中、番数艇名いずれも不詳、1984年製のフリッカです。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)