スターボード側セッティーはバースとしても充分使える。
Vバースとの間にはロッカー。1983年以前のPSC製フリッカ中にはこれと [そっくりにアレンジ] した艇も見掛ける。
内装は小気味良い丁寧なティーク仕上げ。
この写真では良く分からないかも知れないが、シーリング(天井)のビニール製カバーやキャビン・ライトもPSC製フリッカと同じ物。
固定式ポートライトはティークのトリム付き。
左舷側には向かい合って座れるテーブル付きセッティー。
キャビン内の移動を考慮して、テーブルもセッティーもコンパニオンウェイ側が狭くなった変形。
いったいギャリーは何処にあるのかと思う人もいるだろう。実は上から2枚目の写真、バルクヘッドにある四角いカバーが引き出し式ギャリーなのだ。
昨日と本日の写真は今サンフランシスコの craigslist で売りに出ているPSC25。オーナーのオファーは$8,500 。他にも yachtworld.com などに比較的手頃な値段で出ているので興味のある人は [覗いてみる] と良い。引き出したギャリーの写真も見られる。
(写真はPSC製フリッカのスタイルや生産ノウハウの基礎ともなった1970年代後半のPSC25オリジナル・ヴァージョンの1艇です。)
⇒ 現在のパシフィック・シークラフト社サイト