2011年11月2日水曜日

パピヨン 近影

早いもので現オーナーが [冬の海でのシー・トライアル] を経てパピヨンを購入してからかれこれ3年になる。

[バザーズ・ベイ] のムーアリング・ボールに係留する同艇。







この辺りはその昔、捕鯨船の母港と揚げ場が集中していた地域。







当湾の南東沖20マイルにはエイハブがスターバック、イシメイル等のクルーと共に 『ピークォッド』 で出航したナンタケット島もある(モービー・ディック = 白鯨はフィクションだが長い間捕鯨船の母港であったことは事実)。今は夏の観光地として有名だが、昔は多くの捕鯨関係者が住み、当時の天井の低い住居など、他では見られない珍しい建物も数多く残されている。捕鯨船は樽が全部鯨油で一杯になるまで何年も母港に帰らず航海を続ける。エイハブは低い砂丘で出来た故郷 [ナンタケット] の砂をいつも小瓶に入れて持っていた。

(写真はいずれもPSC製434艇中246番目 Papillon です。)
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