24日土曜日、ジェルコートの作業も続ける。
先ず左舷側バルクヘッド部。下の写真は1週間前の [キュア(固化)した状態] から150番、800番、1500番の紙やすりで順次サンディングしたところ。
きめ細かい色調整をしなかった全体の色はともかく、右上と左下に以前塗り込んでいた真っ白のジェルコートが浮き出て来た。
その2箇所にナイフで深く切り込んで白いジェルコートを除去。
その上に再度新しくミックスしたジェルを塗り、フィルムを掛ける。
仕上げはまた今週末。
最初から以前の手当てで詰めていた白いジェルコートを全て除去(少なくとも表面に浮き出てこない深さまで除去)しておけば良かったが、これも勉強。
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こちらはSTB側キャビントップの手当て箇所。
ここも1週間前にキュアして仕上げを待っていた。(この日は光の関係でテープを貼った様な状態が良く分かる。)
150番、800番、1500番の紙やすりで順次サンディングしたところ。
(尚、サンディングはできれば400番位から始めて800番、1500番、そして2000番があればバフィング前に2000番で仕上げた方が良いという気がした。)
写真をクリック拡大すると分かるが、一等傷の深かった中央部分に少しへこみが見られる。フィルムを貼ってからエアー抜きのため上から圧力をかけた時にジェルが幾分そこから周りに出て行った様だ。フィルム掛けの際には上から指などで押さえず、フィルムの端を引っ張る様にしてピッタリ被せるだけに留めるのが良いのだろう。
この部分もこの日新しくミックスしたジェルを塗りフィルムを貼って今週末再仕上げだ。
しかしジェルコート作業は(時間と材料さえあれば)何度でもやり直しが利く。気は楽だ。だんだん要領が分かって来るのも楽しい。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ニューズレターのページ (再々復活。最新号は2015年1月号。)